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榊原温泉ブラリ「射山神社」伊勢神宮に供える榊「林性寺/誓願寺/海泉寺」【三重北シリーズ】【三重津シリーズ】

伊勢神宮に供える榊!松尾芭蕉!榊原温泉ブラリする神社仏閣巡り!長命水で延命すべし!!

変更履歴
2024/04/05 初版


▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽誓願寺

 後日紹介する「真宗高田派」の寺院。創建は不詳でだが、古くからある寺院で、十一面観音像や三十三観音、閻魔像、阿弥陀如来像が安置されている。当時は現在の境内より南西約400メートルの地にありましたがその後現在地に移され、周囲の観音堂や十王堂に祀られていた仏像が集められましたとさ。

▽林性寺:三重県津市榊原町5105

 榊原氏の菩提寺として1588年に開基。まずは本堂です。

 本堂横にある「稲荷大師堂」の前には林性寺の寺宝「涅槃図」の説明板がある。毎年3月14~16日には、日本に3幅しかない猫の描かれた涅槃図が公開される。京都の東福寺の明兆僧作とされている。
 ※参拝後に分かったことは。猫の涅槃図は結構あちこちにある・・・。

 画面巾は、2.50m、立2.59m、総軸巾2.82m、立3.79mなんだそうな。

 最近思うことは猫が描かれた涅槃図って、結構あるなということですが何か・・。じゃどこやねん!と言えば、奈良・入鹿神社・正蓮寺、京都・東福寺、京都・轉法輪寺など(ぱっと思いつくものだけ)。

 涅槃図が観たい方は次のページかな。

涅槃図に猫がいないand干支にもいない理由
 涅槃図に猫がいないのは、 沙羅双樹にかかった天からの薬袋をお釈迦さまのために持ってこようとした鼠を猫が反射的に捕まえて食べてしまったからだとか。

京都の某寺の住職の話より

 最後に、「稲荷大師堂」の中央には、お稲荷さんが祀られており、その左右には、弘法大師様と鯖大師が安置されているようです。

▽射山神社:三重県津市榊原町5073

 「いやまじんじゃ」と読み、榊原温泉にあるので祭神は温泉大明神。

 樫などの大木に囲まれて鎮座。もとは貝石山の八合目に祀られていたが人里に鎮座したという神社アルアルである。

→拝殿・本殿

 祭神・温泉大明神はオオクニヌシの別名・大己貴命(オオナムチノミコト)、医療系スクナヒコです。毎年2 月1 1 日には「湯立神事(御湯)」が行われる。

芭蕉の小径より本殿風景

→大黒様と恋こ槌

 「恋こ槌」は、恋のパワーを頂ける特別の小槌だそうだ。オオクニヌシと言えば、縁結びの神で、神仏習合で大黒様と結びつく。境内には縁結びの大黒さんがおり、右手の「恋こ槌」に触れて願いごとをすると縁が結ばれるとか。

 って、兵庫・神戸神社にもオオクニヌシで「恋こ槌」がありますよね。

兵庫・神戸神社
兵庫・神戸神社

 詳細は次のNOTE参照。

→水琴窟、宮の湯、芭蕉の小径

 境内には古社の籠神社や大神神社と同じく水琴窟がある。水琴窟は、竹筒に耳をよせてその音色を愉しむものだが、ここでは澄んだ水音が、いっぱいに響く。

→長命水

 境内には御神水「長命水」が沸いている。伊勢神宮に供える榊を浸す特別の水として知られている。天皇の代理として京都から伊勢行幸する斎王が、この地で神に供える榊を探した。そしてこの地で自生する榊を見つけ「長命水」に一晩浸し、伊勢へと運んだそうな。現在でも、毎年ここの榊が伊勢神宮へと奉納されている。

▽海泉寺:三重県津市榊原町10477

 1796年に起こった県内最大の農民一揆「寛政の一揆」の遺品が残る寺。事前に電話しておくことをオススメします。また、寛政の一揆の関係者の
墓碑と供養塔なども残っている。

▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展

▽MieMu 三重県総合博物館『第25回企画展・開館5周年記念特別展 三重の仏像~白鳳仏から円空まで~』

#快慶


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