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【京都】京都五大寺「東福寺」は 東大寺 + 興福寺 で桜の名所だった!?庭園がオススメ!
東大寺と興福寺の名前をいただき「東福寺」である。
東大寺は皇族所縁の寺で、興福寺は藤原氏の氏寺であり、そこから頂くとは不思議。どうも東大寺の大きさ(広さ)と興福寺の教学の高さから一字ずつ頂いたのが正しいそうだ。
この寺は東福寺駅から参拝する方が多いが、鳥羽街道駅からのアプローチを推奨する人がいる。理由は直線で南大門・勅使門に着くので本来の参道だろうというとこか。
ただ、三門しか入れないので、東福寺駅からのほうが良いのかも。
ということだが、御寺より歩いてくる流れで紹介します!?
変更履歴
2023/10/11 東福寺展行かないので他の方のnoteを追加(https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2023/10/08/0016897111.shtml)
2023/07/24 トーハク「東福寺展」に他の人のNOTEリンク
2023/07/22 塔頭・光明院を更新
2023/03/09 特別展「東福寺」追加
2021/08/22 初版
HP
▼アクセス
京都府京都市東山区本町15丁目778
▼本尊
※後述「▼見どころ」で記載
▼見どころ
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58963485/picture_pc_2f0793c4ebffe132052be46fc134fe7b.jpg?width=800)
創建は鎌倉時代で、藤原九条家の菩提寺として建てられた。「東大寺」と「興福寺」から「東」と「福」を1字ずつ取って名付けられたそうな。
現在、紅葉の名所だが、昔は桜の名所であった。将軍・足利義持が画僧・吉山明兆に絵の褒美として望みを問うたところ、「境内に多くの桜を植えると後世に遊興の場になるため、それを禁じて欲しい(修行にならない!)」と言ったため、義持が桜の木を切ったそうな。
▽東福寺:通天橋を外から
紅葉では人でごった返すところ。
個人的には新緑時期もおすすめです。写真は新緑です。
※後述する「通天橋」は紅葉・新緑以外の拝観です。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58962068/picture_pc_d7a5b785c1e9b1bc9ddc5ef8bb8db0f0.jpg)
▽東福寺:三門@国宝
大きな三門(山門)は国宝で、特別公開時のみ三門に登ることができる。三門には宋風の宝冠釈迦如来坐像と弟子たちが安置され、天井絵が見どころである。この門は1425年に再建され、高さ22メートルで現存する最古で最大の三門。
京都市内=応仁の乱で焼失が多い中、この三門は逃れている!大報恩寺と同じですね。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58961864/picture_pc_f1aaa45c7d5d6f7fc7bf2e724182faf7.jpg)
▽東福寺:本堂
三門北側に建つ。本堂には、本尊に釈迦如来立像、脇侍に摩訶迦葉尊者・阿南尊者立像、四天王像が安置されている。
本堂は近年に焼失しており、本尊の釈迦三尊像は1881年に仏殿が焼失した際、万寿寺から移された像。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58963720/picture_pc_ca0f1e66173a22272c04ab798bf38ac2.jpg?width=800)
天井の蒼龍図は日本画家の堂本印象作。縦22m、横11mの大きさで、全長55mの龍が描かれている。手には宝珠を握り、シェンロン!という感じの迫力。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58963562/picture_pc_55a87e73e3e16b8167e91d71e7757339.jpg?width=800)
▽東福寺:東福寺本坊庭園(方丈)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58963780/picture_pc_749f64db59c8e9e4f8a49504dcdd53a3.jpg?width=800)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58963759/picture_pc_ab88c9f7a29b6f33b82838fa3ec191d4.jpg?width=800)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58961985/picture_pc_7b152cf8f7a2018fa3df80b59e176e5a.jpg)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58963817/picture_pc_a0998f4f2150a6da34937664f7340f08.jpg?width=800)
▽東福寺:通天橋・開山堂
開山堂は重要文化財で、通天橋の先にある。一度焼失したが、1823年に再建された。2階建で、開山円爾像を安置されている。
紅葉時を妄想して拝観!?人込み嫌いなので、避けていきます。。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58964234/picture_pc_179e34351da5c52fff9b60132909dfae.jpg?width=800)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58964337/picture_pc_2be6eed36efd87f10201235e2572c971.jpg?width=800)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58964359/picture_pc_956a361147b54fd1ab350e9643e7a8f1.jpg?width=800)
▽境外塔頭:光明院(東山の苔寺)
1391年に創建された東福寺の境外塔頭で、東福寺の本堂から三門を通り、勅使門を出てすぐのところに塔頭「光明院(京都府東山区本町15丁目778)」がある。通称「虹の苔寺」とも呼ばれる、隠れスポット。枯山水庭園は、東福寺方丈庭園、龍吟庵と同じく、昭和の作庭家、重森三玲の作品。「波心庭」と呼ばれる庭園は、「光明」をテーマに、大海原を表す白砂と巨石が光のごとく林立する庭になっています。
ということで、行くまでは他力本願。
▽塔頭:霊雲院
京都市東山区本町15-801。東福寺の塔頭で秀吉が使用した茶屋を移築したとか。
「九山八海の庭」が有名の寺で拝観できるかどうかは運次第の寺。庭には中央に肥後細川家から拝領の遺愛石を配している。歩き疲れが和らぐ寺。「臥雲の庭」にも見どころ。最後に、明治維新のときには西郷隆盛がここで秘密の会議を行った寺であり、日露戦争の際にはロシア人捕虜収容所としても使われた寺でもある。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58961909/picture_pc_e3c5e568e2a8437c8ac32e9119f2c834.jpg)
▽塔頭:芬陀院(雪舟寺)
京都府京都市東山区本町15-803。「ふんだいん」と読む「東福寺」の塔頭。雪舟作と伝える「鶴亀の庭」があるところから別名「雪舟寺」と呼ばれている。ここも法事中は拝観不可になるので、要注意。
雪舟作と伝える鶴亀の庭があるところから雪舟寺で知られる。1321から1324年に関白一条内経が創建。庭園は禅院式枯山水。 早めに閉まるため注意です。東福寺駅に戻り、京都駅へ!!
▽塔頭:天徳院 ※通常非公開
桔梗(ききょう)の時期だけ公開する穴場スポット!!
桔梗(ききょう)の寺として知られる東福寺の塔頭(たっちゅう)、天得院(京都市東山区)で「桔梗を愛でる特別拝観」が始まった。普段は入ることができない寺院の中で、紫や白の花が訪れた人を魅了している。
天得院によると、絨毯(じゅうたん)のように苔(こけ)に覆われた本堂前の庭には、200株ほどの桔梗が植えられている。南北朝時代に作られたという天得院の庭に咲く桔梗は、長年人々に愛でられてきた。
https://www.sankei.com/article/20230711-5LMSTIJ7UVPXTBXCP3S4SE5GPY/
2023/7/11 11:55
↓引用元
▽東福寺関係なし:瀧尾神社
帰りはこちらを通りましょう。
京都市東山区本町11-718。
注目は、拝殿「天井の龍」は全長8メートルにも及ぶ龍の彫刻で、祇園祭の大船鉾の龍頭の参考にしたものとされる。禁門の変で消失した大船鉾が2016年に再現されるのされるのだが、船首の龍頭はこの神社の龍を参考に作られた。社殿には素晴らしい彫刻が施され、ところどころ玉眼が採用されている。
▼セットで行くところ(旅行記)
今熊野神社→御寺&塔頭→東福寺&塔頭ですね。
▼特別展
▽2023年 東京国立博物館「東福寺」京都国立博物館
東京方面の方が挙げていたので、どうぞ!
▽2019年
2019年、京都国立博物館『京博寄託の名宝-美を守り、美を伝える-』で、禅院額字并牌字のうち「首座@国宝」と「浴司@国宝」が展示された。東大寺+興福寺から名前を頂いた寺なだけあり、国宝在りますね。
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