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そろそろ!?行政の痒いところに手を伸ばす!

本日隣町のとある実業家の方にお会いし高齢者ビジネスの話を聞かせて頂きました。主に有料老人ホーム入居後の本人の生活のコーディネートについてです。

地域包括ケアの取り組みの生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)と少し似たような立ち位置になると思います。
 
確かに、聞いた事ある話ですが恥ずかしながら私もあまり、意識していなかったテーマであります。 

参考 一般財団法人 みんな元気に 代表 青木 信男

北区ビジネスプランコンテスト最優秀賞


1.要介護3以上だけが入所する訳ではない


人生100年時代と言われるだけあって、認知機能がしっかりした人も有料老人ホーム等には沢山おります。
 
そしてこれから、そういった人は増えていくでしょう。勿論逆もしかりで、身体機能は衰えず、認知機能のみ衰退した方も増えていくでしょう。
 
特養(特別養護老人ホーム)のように、要介護3以上の方ばかりが入所施設にいるわけではありません。
 
そうなると、入所後の生活支援は介護だけではない方が多く見受けらえるようになるのです。

2.老後の問題は介護だけではない
 

まさに、要介護といって介護の手間を測る言葉ですが、これが低い方も有料老人ホームやサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)には多いです。
 
それらの方のQOLの向上、維持には、介護や医療の側面からのサポートでは事足らずなのです。
 
在宅ならば、居宅介護支援事業所のケアマネージャー、施設ならば施設のケアマネージャーが介護支援計画書(ケアプラン)を作成します。
 
ある程度QOLを考えながら作成しますが、残念ながら介護ありき、介護視点でのプランとなるのです。
 
これからの時代、というより人により既にもはやこのような行政サービスでは充足していないのです。※ケアマネジメントといって、ケアプラン作成自体は無料です

最近では自治体により、生活支援コーディネーターという仕事がありますが、それも上の内容と近い仕事でしょう。

3.様々な問題

例えば、

・住んでいた家をどうする、誰に相談する?
・家のリフォームはどうする?
・入所後の様々な保険はどうする?
・一層の事、入所に合わせて家を売りたいけど、不動産屋どうする?
・入所後、施設の提携先の医師では嫌だなあ・・・
・事業所得あるから施設の近くの先生を探したい
 
等等、物凄く色々な問題があります。そして家族がやるしかありませんし、身よりがなければ、ば後見人をつけるしかありません。

4. トータルサポートかつ、ワンストップサービス

入所後のトータルサポートもそうですが、在宅であってもそれは変わりません。実際ケアマネージャーが、作成するケアプランでは介護度が低い方では思うように要望に沿った老後のプランとはかけ離れると私は思います。
 
なぜならば、介護を中心とした環境資源しか念頭にないからです。良い悪いというよりも行政の仕組みとしてそうなっております。
 
しかし、自身で、老後の生活を謳歌するにはそれでは困ります。
 
現行の介護保険では及ばない、手の届かないサービス(自費サービス)は色々とありますが、まさにケアマネージャーの仕事にもそれが来ていると思います。
 
 


御一読ありがとうございます!!

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