介護は迷ったらすぐ転職!
一般的に転職が多いと長続きしない人とレッテルを貼られ、次の就職に不利と言われる事が多いです。家事、育児を含め私のように1年間カナダにワーキングホリデーと言った事も大手企業はブランク(空白機関)とみなします。
条件も前職より落ちると言われております。売り手市場の介護の仕事はどうでしょう。私の経験を含め、お伝えします。
1.思い立ったらすぐに辞めるべき
冒頭でお伝えしたように介護の仕事は売り手市場です。経営側からすれば、通常の社員、職員であれば、離職者は何とか出ないようにしたいものです。
しかし、従業員からしてみると心身の健康を犠牲にしてまでそこに勤めるメリットはあまりないのではないでしょうか。
介護の仕事は他人の世話をする故に、常識的に考えて知らず知らずにストレスの溜まりやすい仕事です。
同僚との関係に過剰なストレスを溜めたり、利用者さんの死と向き合ってメンタルをやられてしまう事も往々にしてあります。
実際、悩んでいる人も多いです。
経営陣には申し訳ない話ですが、無駄に強く悩んでいる暇があればさっさと転職すべきです。うつ病になる前に退職、転職するのは当然です。
一部の利用者や職員などに愛着や情があっても、人生を彼らは保障してくれません。
2.転職してもあまりデメリットはない
冒頭でお伝えしたように、介護の仕事は人手不足の為に、再就職がしやすいです。完全に売り手市場なのが現実です。
悩んでいるくらいであれば、転職を気軽にした方が良い一番の理由といっても過言ではないでしょう。
2-1.資格試験の実務経験年数も前職場との合算
また、専門職である為に持っているスキルや資格をそのまま使用する事もできます。介護福祉士やケアマネージャーの受験資格要件の実務経験の年数に関しては全職場との合算なので、転職しても何の問題もありません。
私も合算して受験しました。
2-2.給与に影響はほぼない
私は特養、障害者施設、デイサービス、地域包括支援センターと転職しておりましたが、スキルアップと資格を抜きにして転職して条件が落ちた事はありません。
残念ながら現在の介護業界は資格等で年収ベースの相場が決まっているので、極端に収入が落ちると言った事は考え辛いです。
どちらかといえば転職する事よりも、新たなその会社や法人により若干、左右される事の方が多いです。
2-3.多くの利用者と接するメリット
デメリットどころか対人援助職として、転職して多くの利用者と接する事はメリットでしかありません。勿論、ある程度同じ利用者と向き合いながらQOLの向上を目指して行く事も良い経験ですが、逆にそれは新しい職場でも可能です。
3. 迷ったら転職
上でお伝えしたように、介護業界では転職したからといってあまりデメリットはありません。『せっかく覚えた仕事なのに!』『また一から新しい利用者を覚えるのは大変!』という気持ちは本当に良くわかります。
何せ私も上でお伝えしたようによく転職をしてましたから。
どんな仕事でも不平、不満はあると思います。そして愚痴を言いたくもなるかもしれません。
しかし、少しでも精神状態がおかしくなったりイライラしてる自分に気が付いたりしたり、鬱気味で合った場合は、介護業界こそ絶対に転職をすぐにでも考えてみるべきだと私は思います。
仕事は大変ですが、会社や仕事の為に自身を犠牲にして心身を壊しては本末転倒です。転職に殆どリスクはないと思います!
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