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2023年4月の記事一覧
4/14 残薬予測と確認
今日来られた患者で、服薬指導の際に残薬を確認したところ、寝る前に処方されていたコンスタンはちょうど終わったが、朝と夕食後のエックスフォージとピタバスタチンは余っていると話していた患者がいた。前回の処方日数から考えると今日でちょうど終わるはずなので、エックスフォージとピタバスタチンを飲み忘れていると考えられる。
コンスタンの一般名はアルプラゾラムであり、短時間作用型のベンゾジアゼピン系抗不安薬である
3/14 早朝時高血圧、高圧薬力価
今日も昨日と同じく処方意図の考察を行った。
1人目の患者は朝にピタバスタチンカルシウム2 mg、レザルタス配合錠HD、フルイトラン錠2 mgを処方され、夜にオルメサルタン 20 mgを処方されていた患者がいた。通常降圧薬は服薬コンプライアンスを向上させるために、1日1回で処方される場合が多いが、この患者は朝、夜に降圧薬を飲んでいることから、早朝高血圧であることが予想できる。また、朝のレザルタス配合
3/15 高圧薬、エフピーとMAO阻害薬
今日も処方意図の考察を行った。
1人目のの患者は令和4年11月に引越しのため、他院からこちらに転院してきた。令和5年2月までは転院前と同じ処方が出されていたが、2月から血圧のコントロール不良のためアジルバ (アジルサルタン)20 mg 2T 分2からエンレスト(バルサルタンとサクビトリルの合剤)200 mg 1T 分1に変更になった。これは、アジルバの極量は1日 40 mgであり今回変更後も血圧コ
3/17 ステロイド外用剤
今日はステロイド外用剤の使い分けについて教わった。ステロイド外用剤にはその効果の強さに応じて、弱い方から「ウィーク」、「マイルド」、「ストロング」、「ベリーストロング」、「ストロンゲスト」の5つのランクがつけられている。この中で下位3つはOTC医薬品として販売されている。
ステロイド外用剤の使い分けのポイントは使用する部位と症状の重症度である。
まず、皮膚の厚さなどによりステロイドの吸収量が変化す