3/16 在宅

今日はたまち薬局にて在宅の見学をさせて頂いた。
自分のイメージでは在宅の患者は寝たきりで自分の薬の管理ができない方がほとんどであると思っていたが、実際は精神疾患などを患っており認知機能が低下してしまい、病院まで来られない患者などが大多数であることを教えていただいた。また、このような患者の大多数は介護保険により要介護認定された方がほとんどであることも教えていただいた。
本日伺った患者は親子で暮らしており、父親が寝たきりの状態、息子は双極性障害また、透析を行っており自宅での服薬の管理が必要と考えられ在宅で管理を行っている患者だった。最初息子の方は、寝ていたが声をかけると起きてこられた、父親の方は寝たきりで体を思うように動かすことは出来ないが会話はしっかりと出来、住んでいる場所が昔どんな場所であったか教えていただいた。少し会話をした後お薬カレンダーを見せていただき、服薬状況を確認し2週間分の薬をセットした。この際にお薬カレンダーには薬がないがベッドの上に飲んでない薬が残っていることもあるため、最初会話を来ている時にさりげなく確認していることを教えていただいた。
また、血圧の測定も行った。実際に患者さんの血圧を測定するのは初めてだったため、少し緊張したが上手く行うことが出来た。父親の方は正常であったが息子の方は上が165と高めであった。このような情報は医師などと共有して処方提案なども行うことを教えていただいた。
在宅が終わったあと薬局に戻って報告書を書いた。この内容は今日患者がどんな様子であったか、服薬状況はどうであったかなどを書き在宅に関わる他の方と共有して管理していることを教えていただいた。
今回初めて在宅で薬剤師がどのように関わっているか知った、今後ますます高齢者が増えていく中でこのように実際の服薬状況であったり、生活環境をある程度管理できる薬剤師が重要であることを感じた。