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お話の聞き役というマインド

相手のお話を聞いているとうれしいときがありました。
もちろん僕もお話をすることは好きなので、
自分が話すときは喜んで話すのですが、
相手の人が話しながらわくわくしたり、
うれしそうに話をしている光景が、
僕にとってすごいうれしい瞬間です。
ふだん、なかなか自分の話をする機会というのが、
少ないと思っていて、
働いていたりすると、
いま目の前にいる人を大切にしなくてはいけないと思い、
自分の感情や気持ちや想いや、
本当は自分ってどうしたいんだっけ?ということが、
後回しになってしまうことがよくあります。
お客さまと店員というビジネスの関係で、
言葉のキャッチボールをするのではなくて、
友だち同士でお話をして、
積りに積もったしゃべりたい欲求を解消することは、
とても大切だと思っているので、
相手が何をしゃべりたいのか、
何を聞いてほしいのかを意識して聞きだしたり、
声をかけたりしています。
それは僕がむかし同じように声をかけてくれてうれしかったから、
ああじゃあ僕も同じように声をかけてあげたいと思い、
相手の人にも声をかけるようになりました。
人のいいところはよく観察していて、
ああこの話し方は参考になるなあとか、
この振る舞い方は勉強になるなあというように、
アンテナを広げています。
そして、やっと積りに積もったしゃべりたいという気持ちが、
相手に聞いてもらえてすごいうれしかったことを、
昨日のことのように覚えているので、
うれしそうに相手がお話をする光景が好きなのです。
親しい間柄の関係なら、相手の人が、
どんな関心を持ち、どんな趣味があり、
どんな意見を持っていて、
どんなことをしたいのかということを知っているので、
そのようなことを、これはどうですか?と、
相手の人へ話を振ります。
僕は会話をしていて、本当に何気ない話が好きで、
話をしたい欲求を解消するお手伝いができたらうれしいという気持ちで、
何かお役に立ちたいというマインドでおこなっているので、
あなたがうれしいとわたしもうれしいというような、
相思相愛のような関係を築きたいのです。
聞く姿勢にもいろいろありまして、
うんうん、そうだねというような返し方でいいと思います。
僕はこう思うよと、言い返してしまうと、
ディスカッションになってしまい、
話したい相手の人が困ってしまい、
ぜんぜん楽しい会話ではなくなってしまうから、
相手の目の下あたり、鼻のあたりに視線をやりながら、
うなずいて、相手の言葉を繰り返してあげたりすると、
相手の人は共感してくれて、僕も共感できて、
ともにうれしい雰囲気になれることができました。
そのようなときが流れる瞬間が、
なによりも大切だと思いました。

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