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身体のメンテナンス

今日はメンタルクリニックに通院した。といっても、短い会話をして、いつもの薬をもらうだけだ。たまに採血をして異状が無いか確認してもらっている。

医者にはよく行く。なぜならば、若い頃に具合を悪くした経験と、健康寿命を伸ばしたいという個人的欲望から、身体の状態を一定にキープしたいという恐れがあり、もし何か不具合があるならば早期検知・早期対応したいという予防の必要があるからである。

例えば、メンタルクリニックには定期的に通い、薬を調整してもらっているし、歯科にも年に数回通って歯石除去をおこなってもらっている。歯科の場合、自分自身で磨き切れていない箇所が必ずあるし、またときには小さな虫歯ができ始めていることもあるが、それは少し削ってもらえば痛くなる前に無くすことができる。最近は眼科にも行き始めた。特別の症状は無いが、視野は徐々に欠けていく可能性があるし、また白内障も(これは誰でも進行するもので根本治療はまだできない)投薬によって進行を遅らせることができるからである。クリニックに行く以外で自分の身体の状態をチェックする方法としては、職場の定期健康診断、胃カメラ・大腸カメラ(これまでそれぞれ2回入れたが異状なし)、腸内フローラ検査(下記リンク。ちなみに今私は体重に気を使っているが、この検査結果では「痩せ型」だった)などがある。

健康なうち、時間や気分に余裕があるうちに医者に行くことに慣れておいた方がよい。それも自分にマッチした医者が存在すること、新しい設備だと検査などの手続きが昔と違ってお手軽で楽になっていることも若いうちから理解しておくと非常にいい。このことはいくら強調しすぎてもしすぎることは無い。なぜならば、体調がわるくなってから、土壇場になってから行くと、手遅れである可能性もあるし、短期間に頻繁に通ったり入院しなくてはいけなくなってたいへんだからである。私自身、短期間入院経験があるが、単にひとつの建物から一週間外出できないというたったそれだけのことでも相当なストレスを感じるものである。長い人生の中で「頭ではわかっていても……」などと言い訳を重ねてやらなくていいことと、それでもやらなくてはいけないことがあると思うが、これは絶対にやらなくてはいけないことである。おそらく、「職場の健康診断」もそういう趣旨で義務付けられているのであろう。健康を軽視できるのはごく僅かな健康エリートだけであるが、むしろ彼らは頻繁に自分の体をメンテナンスしているであろう。

上記の理由に加えて、体調や気分が悪くなることに無自覚な人はハッキリ言って傍迷惑なケースもある。病院に行ったり薬を飲んだりすれば自分自身を安定させられ、周囲との関係も安定したものにできるはずなのに、少しの手間を惜しんで自分で自分の気分を破壊し、周囲にも負担をかけているのは誰も得しないことだ。すべての基礎である健康をあらゆる手段を用いて安定化させることを最優先とするべきである。

(1,220字、2024.07.26)

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