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減量の停滞

若い頃はあまり体重の増減が無かった。しかし数年前からか、だんだん太り始め、+30kgになってしまった。どうにかして減量しなければならなくなった。というのも、血液検査の結果も明らかに不健康なものになったからで、ルックス以前の問題の水準にまで達してしまったからである。

その後、炭水化物を抜く減量によって-20kgするまでは成功した。しかし、そこからあと10kgがなかなか減ってくれない。また、+30kgになる前に会った知り合いには「ひどく太った」と言われてしまうのも心外である。ただ、これには服装の変化もあるだろう。

追加の運動や睡眠はもちろん減量にとって有効らしいのだが、やはり食事を制限しないと、つまり炭水化物に加えてカロリーを制限しないと、数字にみえる効果は現れにくい。

だから、今はひたすら水ばかり飲んでいる。水とゼロコーラを交互に飲んでいる。食欲を克服するというか、ガマンするというか、ひたすら先延ばしにするというのはたいへんだ。

なぜたいへんなのか、自分でもよくわからない。自分の身体の中にまだまだ消費すべきリソースが眠っているのだから、そちらを先に分解してどんどん使ってほしいのだが、それはどうやら手間がかかるらしく、脳神経が必要なエネルギーになるまでに時間がかかるのかなと考えている。禁断症状とでも言うべきなのか、何も食べていないと何か固形物を食べて噛みたくて仕方なくなってしまう。それというのも、やはりガマンを継続していると、ときどきボーっとしてしまったり知的な作業ができないと感じるタイミングもあるからである。

体脂肪が代謝されているかどうかを計測する機械も購入してはいるのだが、-20kgの水準に達してからは、なぜかあまりそれで代謝されている様子は無い。機械の不具合なのか、それとも私の+30kgの内訳として20は炭水化物の問題で、残りの10はカロリーの問題なのだろうか。

炭水化物を回避する生活を送っているから、おそらくカロリーを接種して血糖値の上昇によって満足感を得なくても済むとは思うのだが、やはりまったく食べないよりも、「少しだけ食べる」という方がずっとつらく感じてしまう。例えば、米や小麦やイモは最初から食べないようにしているが、甘味をまったく食べないほうが私にとってはきつい(だから、ゼロコーラを常備して何とか気を紛らわしているのである)。そこで、たまにはバニラアイスを食べたりはするのだが、それでもチョコが入った菓子は絶対に回避するようにしている。なぜならば、バニラアイスを食べてもすぐ飽きるが、私にとってはチョコレートは依存性があるものらしく、食べた日の次の日も非常に食べたくなるような食品だからである。

ちょうどいい食べ方、ちょうどいい汗の書き方、ちょうどいい睡眠時間、ちょうどいい瞑想時間、いずれも非常に難しく、それによって体重も含めたヘルスケアが大きく変わってくる。もどかしい。

(1,203字、2024.05.24)

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