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拙著『粟田、色絵恋模様』のためし読みはいかがですか⁉
2023年1月に発売した拙著『粟田、色絵恋模様』の「ためし読み」企画を試みることにいたしました。
『粟田、色絵恋模様』は、京焼を代表する京都粟田焼窯元で、わたしの祖父である七代錦光山宗兵衛と祖母千恵および父雄二など、錦光山一族をモデルにした小説であります。
下の帯にありますように、幕末から昭和にいたる京都の粟田に生きた陶家の人々の怒涛の日々、栄光と挫折、祇園に生きた女たちの愛と確執を描いた壮
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Webマガジン「ビジネスジャーナル」にインタビュー記事が掲載されました‼
Webマガジンの「Business Journal」のライフ欄に
『粟田、色絵恋模様 京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛外伝』とはどんな物語なのか⁉
というインタビュー記事が掲載されました。
お読みいただけましたら有難く存じます。
リンク先は
https://biz-journal.jp/2023/02/post_333292.html
です。
よろしくお願いいたします。
〇
Amazonだけでなくリアル書店でも
Amazonだけでなく
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『粟田、色絵恋模様 京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛外伝』
発売中です。
それだけでなく、錦光山宗兵衛の評伝で正伝でもある
『京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛伝 世界に雄飛した京薩摩の光芒を求めて』 も併せて発売中です❣❣
『粟田、色絵恋模様』は
錦光山宗兵衛の家族や周りの祇園のおんなたちの
人間模様が描かれた
小説で
宗兵衛の外
芥川賞作家・南木佳士様:『粟田、色絵恋模様』のコメントと著作
『ダイヤモンドダスト』で芥川賞を受賞し、映画にもなった名作『阿弥陀堂だより』の著者で芥川賞作家の南木佳士氏が、拙著『粟田、色絵恋模様 京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛外伝』を読んで、以下のようなコメントを寄せてくれました。
「この2日間で一気に読了しました。京都の伝統ある窯元の終焉の過程と祇園の女たちのたくましい生きざまが過不足なく描かれており、一級の小説でした。これほど引き込まれた小説には久しぶり
拙著『粟田、色絵恋模様』装幀の苦心談
拙著『粟田、色絵恋模様 京都粟田焼窯元 錦光山宗兵衛外伝』の装幀ができあがってまいりました。今回は拙著の内容に触れずに、僭越ながらカバーの装幀の苦心談を書かせていただきたいと思います。
まず最初に考えたましたのが、祖父・七代錦光山宗兵衛の「花蝶図大鉢」をカバーの表紙の真ん中に持ってくることでした。なぜかと申しますと、原あゆみさんが大学院の修士論文で「花蝶図大鉢」を研究されて、わたしもその
On the Street
僕はストリートで詩や小説を書き、エッセーも書く。
書き終わると、春の香りのするベーコンとブロッコリーのペペロンチーノを食べ、泡の綺麗なビールを飲む。
そして時々、みずからのチカラで甘味と酸味をつくりだすという麹のはいった酒を飲む。麹の不思議なチカラを信じているからだ。
〇©錦光山和雄 All Rights Reserved
真夜中の観覧車:The Ferris wheel in the midnight
丘陵の上にある病室から観覧車がみえた。観覧車は、夕方になるとライトアップされ、夜空に色とりどりの光を点滅させている。光の点滅が止まると、三本の太い鋼管で支えられた観覧車の円い縁の白いイルミネーションだけが光っている。
夏も終わり近くなり、少し蒸し暑い風が病室の開け放たれた窓から入り、室内の冷えた空気と混じり合っている。しのぶは窓際の椅子に寝間着姿で腰かけていた。身体に負担をかけないようにゆっ
台風(タイフーン)ベビー
テレビの気象予報が、「大型の非常につよい台風が、時速二十キロの速さで北北東に進んでいます」と伝えている。和子が居間で洗濯物を片付けながら、嫁の奈々に話しかけた。
「随分、大きな台風が来るみたいね。今晩には関東地方に接近するそうよ。台風の影響で関東地方の上空にあった秋雨前線が消えちゃったみたい」。洗濯物の片付けを手伝おうともせずに、テレビを眺めていた奈々が、綺麗にネイルした指についたポテトチ