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美しい絶望を描くためには、大切な日常を描かなければいけない/『イリヤの空、UFOの夏』から僕が学んだこと
今日は全国的にUFOの夏だ。
もう20年も前の作品にもかかわらず、いまだ6月24日を迎えると必ずイリヤの空の話題を見かける。
自分自身が最初に読んでからもすでに15年以上が経っているけれど、「プールという単語をみたとき」「バイクを弾いている女の子を見た時」「いい映画のエンディングをみたとき」折に触れて思い出す作品だ(きっと、そういう作品を名作というのだと思う)。
僕が『イリヤの空、UFOの夏