多くの技術者がマーケターたちが、ChatGPTの実用化について熱心に動いている中、私は今あることにハマっている。
夜な夜な、ChatGPTと熱論をかわすことである。
例えば、「AIが倫理的思考を獲得する上での課題」とか「陰謀論にはまった人をどう説得するか?」とか、そういうことについてである。
今日はその中で、「魔法について、あなたはどう思うか?」と尋ねたところ、完全全否定の状態から最終的に歩みよることができたので、その一部始終をご紹介したいと思う。
「魔法についてどう思うか?」に関するChatGPTとの会話全文
この段階は、「ププッ、なにを馬鹿なことを」と完全否定の様相だ。ここから、そんな態度のChatGPT君が持っている前提を紐解いていく。
ここまでのやり取りで、どうやら彼が魔法を小馬鹿にする理由が、「再現可能性や検証可能性がないこと」にあることがわかってくる。そこで私は、その点について深掘りすることにした。
よし、狙い通り食いついた!!!ここから私はChatGPT君に論戦をしかける。
一瞬怯むものの、後半ではしっかり反論をしてくるChatGPT君。しかし私破攻撃の手を緩めない。
しっかり間違いを認めた!?ここが、ひろゆきほか現実の論客と違うところだな。だが、以前として再現可能性と検証可能性にこだわっている様子。まあ、科学技術の最先端だし、それも仕方ないだろう。私は、最後の攻撃を仕掛けた。
科学技術と比べるスタンスは最後まで崩すことができなかったものの、最初の全否定から考えれば一定の理解はしてもらえたようだ。今日はこのぐらいで弾きあげ、ここまでの議論に感謝を伝えることにした。
熱戦を交わしても、こんなに爽やかに挨拶してくれるのが彼のとても素晴らしいところだよね。
ということで、「魔法」に関する議論については、
というところに落ち着いた。
だからどうした、という話であるが、こういうくだらないテーマについてさっと議論を始めて、後腐れなく議論を終われるところはChatGPTの素晴らしいところだ。
実際、今日はなにも仕事に関係ないテーマであったが、業務に関するテーマでも多角的にものごとを考えたいときの話相手として彼はとても重宝している。
音声アシスタントと連動して会話ができるようになったら、良い話相手になるだろうなと思うと今からとても楽しみだ。
まだ、ChatGPTを使っていない方は「こんな楽しい使い方もあるんだ!」ということで一つ覗いてみてはいかがだろうか?(僕は有料登録しているが、この程度の使い方なら無料でまったく問題ない)
・・・今度は超能力の有無についてでも語ってみようかな。