ヨシ子ママ日記。『幸せのコップと愛情の泉は反比例』

幸せってなんなんだ
『何をしても満たされないじゃないか』


そんなことを思う時、幸せのコップがあまりにも大きくなりすぎて、何をしてもいっぱいになることがない、永久に満たされない気持ちになる


そんな時、反比例する愛情の泉はとんでもなく小さくなり、誰かに注ぐはずの愛情が自分自身に注ぐほかない心境になる『ねぇ、誰か私を幸せにしてよ』『いえ、私は幸せなよ!誰よりもね!ほら見て!何でも持ってるのよ!何だってできるのよ!』と


誰かと比べないと実感できない幸せ
それは永久に満たされない理由がある
結局全てを制覇して
誰よりも幸せだと思った時には
ひとりぼっちになってしまうのだから



なんにもなくたって
毎日が幸せで
なにもかもがありがたい


そんなことを思う時、愛情の泉は大きくなり、たくさんの人に注ぐ愛情で満たされている


そんな時は、反比例する幸せのコップがとんでもなく小さくなって、どんなに小さな事でもありがたく幸せな事に思えてくる


今日もまた、一日が始まった
あぁ、なんてありがたい
家族や仲間に囲まれて
思いを共有し合って
力を発揮できる場があり
誰かの力を借りて生きている
誰とも比べる必要なんてない


そして
『ちょうどいい』がわかるようになる
『私にぴったり』がわかるようになる
多すぎるものは人々に分け与え
似合わないことをしなくなる
自分自身の魅力に気付くことができる


たくさんの愛を受けて育つ子どもたち


たくさん愛情を注がれ
愛情の泉が大きく育ち
満たされた子どもたちは
幸せのコップが小さく小さくなっていく


必ず反比例するこのコップ
まずは自覚が大切
なんて愛情にうえてしまったんだ
そんな時は家族や仲間の中に身を置いてみよう


そして一言伝えよう
『いつも支えてくれてありがとう』って


愛情の泉が大きく育てば
他者へ愛情を注いでみよう
それは巡り巡って
いつしか自分のもとへと帰ってくる
海の波のように繋がり合う人々
それが社会のあるべき形


幸せのコップが大きくなりすぎたら
とにかく財力や権力、地位
何でも手に入れたがる
そして怖い顔をして
いや、偽物の笑顔で
人々を従えようとするのだろう
全てを独り占めした時
気付くのは
ひとりぼっちになってしまったということ



人々と繋がる波は消え


仲間が消え


家族を忘れる






仲間や家族を思い出す


血縁関係がなくたっていい
自分が役に立てる場所をみつけよう
そして、誰かに助けを求めよう


手を取り合い
みんなみんなまぁるく繋がれば
心が結ばれて
愛情の泉から愛が湧きだしてくる


『ありがとう』


人々が繋がりあう言葉を
意識して使ってみる



『ありがとう』



とっても簡単



『ありがとう」 
って言ってみよう



ヨシ子のコップ


ヨシ子は保育園から帰って来るなり『やったぁ!!!』と、喜びながら食卓へ

『パンだぁ!!』

パンが出てきただけで
ウキウキワクワクしているヨシ子
小さな幸せのコップの持ち主か?

小さな幸せを
小さなコップに入れ
たったこれっぽっちの幸せに
感謝してくれる

ヨシ子が笑うなら
いつでも役に立ちたい
役に立てる場所を与えてくれて
ありがとうヨシ子

ヨシ子もまた
誰かの役に立つ日がくる
いや、もうすでに役に立っているのか?

『毎日元気でありがとう』

私が元気をもらってる

『ありがとう』

愛情の泉が湧き出す言葉
たくさんたくさん使っていこう
最後まで読んでくださって

『ありがとう』



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