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綿生しあの
2020年3月29日 21:19
テレビも観すぎると毎週同じ時間に同じ番組が放送されているという規則性に飽きてくることがある。そんな時にCMの出番だ。CMは新作、準新作、旧作の入れ替わりの法則性が今ひとつ読めないし、流れ方もランダムだ。一つひとつ「ほう……こんな商品が……」と眺めている時間もなかなかババ臭くて面白く、気に入っている。なにより、当り前のことすぎて見逃しがちだが、映像として大変よくできている。予算もあり、映っている人も
2020年3月28日 21:16
世の中では外出できないことへの不満が噴出していますね。この件で私が思ったのは、人間、与えられた同一の試練に対してどのように反応するかで個々人の才覚が明確に表れるんだなァ、ということです。SNSのつぶやきを見ているとわかりすぎるくらいよくわかります。私、自分が病気になってから外出できなくなったことについて、あまり不満を言わないように我慢していたんです。ホントはすっごくツライし外が恋しいし人に会い
2020年3月27日 16:20
自分の心の管理人は自分。心は大地に似ているから、手をかけないとすぐにガビガビに干上がってしまう。たくさんのがらくたが投げ込まれて、まるでウソみたいに何日も日照りが続いて、草木もしおしおになって。そんな思い通りにならない時こそ、管理人の腕の見せ所だ。栄養をたっぷりやって、お水を撒いて、やさしくやさしく耕して、もう一度、花を咲かせるのだ。待ってても花は咲かない。自分の意志がある
2020年3月23日 23:00
困ったときは、よく歌うようにしています。特に『サウンド・オブ・ミュージック』の曲は、歌っていると視界の遠くにスイスの山々が見えるようで、気分がすっきりします。ミュージカルや映画などの歌曲って、歌詞に物語が付随しているのが良いところだな、と思います。自分が今いる世界や自分自身の心情とは別の、舞台や映画で描かれた物語の中にいる人物の心情として歌えるので、その間は頭の中のことなんて忘れてしまいます。
2020年3月20日 23:03
マンガやドラマの世界は、今日も死や病を題材にした作品で溢れかえっている。昨日まで普通に暮らしていたキャラクターが、次のページではもういない。先週まで元気だった登場人物が、今日亡くなってしまった。目の前に描かれる喪失に視聴者は悲しみ、涙する。その日その時その街で、救えたかもしれない命が現実にあったかもしれない、なんてことは、きっとあまり考えられていないだろう。自分の関与しない、消費物としての死を