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綿生しあの
2020年2月23日 15:52
インターネットはエピソードトークの一大ムーブメントを迎えている。人は皆、自分の経験を誰かに話したくて堪らないのかもしれない。が、本稿において提起する問題はそこではない。問題はタイトルの方だ。文章であれ漫画であれ、『○○な私が〜〜した話』のようなタイトルばかりが目に付いて仕方がない。創作表現をしようという人が、自ら杓子定規に適応しにいっていて、良いものが生まれるのだろうか。例えばお笑いの世界
2020年2月20日 14:29
どうにも落ち込む社会情勢である。自分の力では変えようのない、スケールの大きな「負」が視界に流れ込んでくると、日常のちょっとしたいいことなど、スケールの小さな「正」に目に入らなくなる。目に入らなくなったものを、もう一度視界に捉えるには、意識することが必要だ。自分の意志でもって、意識的にいいことに目を向ける。無理矢理にでも目を向ける。幸せは歩いてこない。だから歩いてゆくんだね。以前、病人になり
2020年2月13日 14:54
SNSのプロフィール欄は難しい。人生を語るには短すぎるし、万人の心を掴むパンチラインも思い付かない。よって、自分の経歴や好きなもの、創作の方向性について簡潔にまとめることになるのだが……その時に病人について回る問題が、「SNSのプロフィール欄に病気について書くか否か」である。きっと、非・病人からすれば、まあまあどうでもいいことだろう。「そんなことどっちでもよくない?そもそも誰も気に