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<手帳人物スケッチ> 現代人間模様

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都会をスケッチでは人物は欠かせません。人物を描くのは大変難しく、モデルを描く機会は初心者にはあまりありません。手帳を使って、電車や公園、レストランで描く練習をしてきました。これま…
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#電車スケッチ

<手帳人物スケッチ>353 阪急神戸線 2015

<手帳人物スケッチ>353 阪急神戸線 2015

 電車の中の人物は、今はほとんどの人がスマホを触っている姿になり、漫然と手を組み合わせている人は少なくなりました。

 人物を描く場合、顔はもちろんですが、手がどのような姿になっているか目が行きます。

 この絵の場合、組み合わせた手の大きさが顔よりも大きく描いています。非現実的と思われるかもしれませんが、人間の眼は注目したものが、実際の比率よりも大きく見えるので、ここに描かれた大きさがその時に私

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<手帳人物スケッチ>348 阪急京都線 2015

<手帳人物スケッチ>348 阪急京都線 2015

 久しぶりの男性スケッチです。最近はめっきり電車内で本を読む人は少なくなりました。2015年当時もそうでしたが、もしあるとしたら中高年世代のおじさんでしょう(何を隠そう私もその一人です)。

 前回の記事は下記をご覧ください。

<手帳人物スケッチ>344 阪急京都線 2015

<手帳人物スケッチ>344 阪急京都線 2015

 毎回女性の顔を描く時に思うのですが、このように電車の中で描くと、私の場合は時間の制約と振動でおばあさんのような顔になってしまいます。モデルになっていただいた名も知れぬ乗客の女性に申し訳ない気持です。

 しかし、女性の顔を美しく描くスケッチャーは多くおられるので時間と振動のせいにするのはまさに言い訳です。ひたすら自分の実力不足だと認めざるを得ません。
 いともやすやすと(とそのように見える)美人

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<手帳人物スケッチ>342 阪急神戸線 2015

<手帳人物スケッチ>342 阪急神戸線 2015

 久しく阪急神戸線に乗っていません。この絵を描いた当時は、阪急神戸線に乗って神戸の北野に毎週通っていました。
 阪急高槻市駅から特急に乗り、十三駅で神戸線の特急に乗り換えるのですが、なぜか乗り換えのタイミングが悪いのです。

 階段に近い場所で降り、息せき切って駆け上がり、通路橋を走り抜けまた階段を駆け下りると、梅田からの特急が目の前に到着するというタイミングでした。
 久しぶりに思い出しました。

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<手帳人物スケッチ>330 阪急京都線 2015

<手帳人物スケッチ>330 阪急京都線 2015

 久しぶりに全身像です。全身像が少ないのは、人物の場合、顔から描くとどうしても顔が大きくなり、足の先まで描くことができないからです。
 この女性の場合、たまたま顔を小さく描いたからかもしれません。

 前回の記事は下記をご覧ください。

<手帳人物スケッチ>327 JR京都線 2015

<手帳人物スケッチ>327 JR京都線 2015

 JR京都線の車内です。今振り返ってこのスケッチをみると、若い男女の乗客ともにマスクをして下を向いています。
 まるで、2020年のコロナの時ではないかと間違えそうですが、2015年当時でも、ごく普通にマスクをつけていたということですね。

 前回の記事は下記をご覧ください。

<手帳人物スケッチ>325 大阪市地下鉄・御堂筋線 2015

<手帳人物スケッチ>325 大阪市地下鉄・御堂筋線 2015

 今回から、2015年の人物スケッチを紹介します。

 久しぶりに中高年の男性です。しばらく大阪の地下鉄に乗っていないので、懐かしい思いがしました。

 前回の記事をご覧ください。

<手帳人物スケッチ>321 小田急線 2014

<手帳人物スケッチ>321 小田急線 2014

 ここ数十年の間に女性の髪の色は大きく変遷してきたと思います。一時はかなり強い金色に染める人もいましたが、最近は若干茶色に染める程度の人が多いようです。
 ここでは、久しぶりに本来の黒色の髪にしてみました。

 前回の記事は下記をご覧ください。