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【日大藤沢×桐光対談 vol.1】 日大藤沢OBー植村洋斗&成定真生也

ー神奈川県王者をめぐり毎年熱い闘いを繰り広げている日大藤沢と桐光学園。

今回はア式蹴球部に所属する両校OBと高校時代の思い出を振り返るとともに、実際のところ強いのはどっちなのか決着をつけたいという部員の一声によって生まれた本企画。

①日大藤沢対談(植村洋斗・成定真生也)
②桐光学園対談(北村公平・山市秀翔)
③日大藤沢×桐光対談(上記4名)
でお送りする予定です!

今回は日大藤沢(以下日藤)OBの植村洋斗・成定真生也による対談です。
日藤のエースとして1年生の時からチーム主力級の活躍を見せていた植村と、3年次には10番を背負って闘った成定。長い付き合いの中だからこその視点や友情が垣間見える対談となりました。

ぜひ最後までご覧ください!(この対談は6月16日に行われました。)

【選手情報】

植村洋斗(画像左)
学年:4年
生年月日:2001.8.26
ポジション:MF
出身チーム:横浜F・マリノスジュニアユース→日本大学藤沢高校
☆24年シーズン ジュビロ磐田加入内定
 今シーズンは副将を務めている。

成定真生也(画像右)
学年:3年
生年月日:2001.12.26
ポシジョン:MF
出身チーム:PSTC LONDRINA→日本大学藤沢高校

◯お互いの印象は?


ーまず他己紹介をお願いします。

植村:真生也は、サッカー面で言うと、運動量が多くて1試合ずっと走れる。高校の時は、後半必ず攣ってたけど(笑)。
大学に来て、1試合通じて運動量を上げて走れるようになったというのが1つで、あとはトラップだったり足元の技術が高くて間で受けるのとか黒子的な感じで、他にア式にいない存在だね。
自分は高校の時縦の関係で組んでいて、すごいやりやすくて、最近一緒に出ることが増えてきた中でもそこのやりやすさっていうのは変わらず、プレースタイルも特に高校から変わらず、自分らしさを持ってやっているなという感じです。
ピッチ外は、あんまりうるさいタイプではないから静か。でも結構寮でマリカー(マリオカート)とかする時は、騒いでたり(笑)。

一同:えー!(驚き)

植村:意外とピッチで見せない一面はあります。寮ではうるさい。

ー寮では同部屋ですか?

植村:違う、俺の部屋に来る。マリカーしてるからうるさいのか(笑)。

ーマリカーは誰が1番強いんですか?

植村:まじで俺が1番強い。

ー下手なのは誰ですか?(笑)

成定:公平(3年・北村公平)とか(笑)。やまと(4年・小泉和)はめちゃくちゃ弱い。

一同:(笑)

植村:話にならないくらい(笑)。最近あいつもう負けるの怖がってるから。

高校時代の成定

ー洋斗くんの他己紹介をお願いします。

成定:植村は高校から結構ずば抜けてるというか、入学前にスタメンとってくるみたいな。レベル違うなという感じでした。最初めちゃくちゃビビってたけど、話してみるとすごい優しかったのを覚えていて、上手い人って結構怖いイメージあるけど、実は優しい。寡黙だけど。プレーでいうと、全部の平均が高い。一見めっちゃ足速くなさそうに見えて、実際対峙するとめちゃくちゃ速いし、トラップもできてフィードもできて、ドリブルで運べて、相手剥がせるし、まあシュートだけちょっと(笑)。

植村:そこだけはね、もう一生治らない。

成定:一緒にプレーしていて自分もすごくやりやすかったし、植村がいて自分を生かしてくれたから高校で試合に出れた気がしていて、助けられたなと思います。植村が1年の頃は自分は浪人してて、最初の方は大学サッカーのスピード感に慣れていない感じはしたけれど、自分が入って大学サッカーを経験してみると植村ってやっぱすごいなって正直差を感じたし、まあ高校から大学までずっとエースです。

高校時代の植村


◯なぜ日藤を選んだのか?


ー日藤を選んだ理由はなんですか?

植村:中学のチームがマリノスだったから、ユース上がれなくてどこ行こうかみたいになって、、なんかこれ俺部員ブログ書いたわ。

ー手紙で熱烈なオファーがあったんですよね?

植村:そう。めっちゃ来てくれって言われたのもあるし、環境もよかったし、色々すごかった。日藤の監督めっちゃいい人だよね。まじでいい人。


成定:俺は中学の頃全然無名だったっていうか、フットサルがメインのチームだったから、そんなにサッカー有名じゃないし、神奈川で初戦敗退みたいな。フットサルはもちろん強かったんだけど。たまたまセントラルトレセンっていう、神奈川のJ下部がいないトレセンがあって、それで見つけてくれて。練習参加してみて、どう?みたいな。そのセントラルトレセンにはかず(4年・福井寿俊)もいた。最初は久我山とか、軸は勉強もそれなりでサッカーも強いっていうので探して考えてたんだけど、そこで声をかけてくれたのが日藤で、自分はそんなに有名なチームでも有名な選手でもないから、ありがたいですっていうので。

ーすごい。

植村:すごいんですよ。

成定:いやいや。

植村:真生也は選手権出た10番なんだから。

10番を背負う成定

◯なぜ早稲田を選んだのか?


ーありがとうございます。次になぜ早稲田を選んだのか、真生也くんはなぜ一浪してまで早稲田を選んだのかをお聞きしたいです。

植村:俺は、高校の段階でプロ行こうって考えてて何チームか練習参加行ったけど、オファーが出なくて。大学行くって決めた時に早稲田から声をかけてもらってスポーツ推薦だったから結構早めに決めないといけなくて、プロもちょっと現実的じゃないなって考えてて、早稲田に1番最初に声をかけていただいたから決めたかな。あとは高2で早稲田に練習参加させてもらったんだけど、自分で考えて課題に取り組んでたり、自分の中で作っていく雰囲気がいいなって思って。まあ他の大学の練習参加はしてないんだけど、ここにしようっていう感じで決めたかな。

成定:俺は高2の頃に早稲田のスポーツ科学部に競技方式っていう入試形態があるっていうのを知って、それを目指したいなっていうのがまずきっかけかな。浪人した理由はシンプルにどこも受からなかったから。(植村は)覚えてないと思うけど、早稲田に落ちたって分かった日の練習で、練習前に横に並んで挨拶する時にたまたま植村と隣で、「早稲田で待ってるぞ」ってなんかちょっとカッコつけて言われて(笑)。でもなんかそれは俺は結構まじで覚えてて。

植村:まじで覚えてない(笑)。

成定:まあ多分励ますってことで言ってくれたんだと思う。一緒にやってたのもあったし、自分はすごい嬉しかったのもあったから、絶対早稲田に行こうと思ったし、早稲田でもう1回一緒にサッカーしたいなって思ったから来ました。

一同:めっちゃいい話!!

植村:え、俺のおかげってこと?(笑)ちょくちょく連絡取ってたよね多分。その記憶はあるんだよね、頑張れみたいな感じで言ってた気がする。かっこつけてたのかな。なんかぶっちゃけ来ると思ってなかったから(笑)。だって受かったのも連絡来てないよな俺に。した?したっけ?なんか俺玉井さん(ア式蹴球部コーチ)から聞いた気がするんだよね。

成定:Instagramの親しい友達のストーリーにあげた。

植村:真生也受かったぞみたいなの聞いて。で連絡したんだよ。


ー今少しおっしゃってたと思うんですけど、洋斗くんは、真生也くんが1つ下の学年として入ってくると知った時の心境をお聞きしたいです。

植村:意識は同期だからなかったけど、また一緒にサッカーできるんだっていうのと、真生也のプレーを知ってたから大学で苦戦するんだろうなって思ってた。
俺は真生也の(プレーの)良さは分かってたけど、周りがあんまり理解していないっていうのはあったから、なかなか真生也自身も苦労していたのはあるし。でもこうやって今一緒に試合に出ていてやりやすいし、誰よりも分かってるからすごいやってて楽しいなっていうのはあるね。

◯高校サッカーと大学サッカーの違い


ー日藤のサッカーと早稲田のサッカーの違いはありますか?

植村:日藤はめっちゃビルドアップするチームだったから、早稲田もポゼッションこだわってるけど、高校時代は今よりももっとボールを持ってた。システムも結構特殊だったんだけど、三角形作ってボールを回すみたいな。高校の時はずっと回してたよね。

ー大学のサッカーに慣れるまでに苦労しましたか?

植村:シンプルに強度のレベルが上がったから慣れは必要だったね。でも、1年の頃から試合には何回か出てたから、徐々に慣れてきたっていうのはある。真生也のほうが多分苦労してる。

成定:そうだね、さっき特殊なフォーメーションっていう話あったと思うけど、ここにきてトップ下をやり始めた。やり始めたというか高校時代にクリスマスツリー型をやっていて、早稲田に来て3-4-2-1をやったり自分がトップ下やったり、たまに左サイドやったりみたいな、あれどうやってやってたっけみたいな時期はあった。

植村:高校は真生也のポジションをうまく使いながらみたいな、そういう意識がみんなにあったから今とはちょっと違うよね。

ー2人が初めて一緒に試合出たのって去年の拓殖戦(関東リーグ最終節)ですよね?真生也くんは部員ブログにもその試合のことを書いていたと思いますが、あの時は印象ありますか?

植村:俺あの時変わったよねすぐ。

成定:あー、そうだ。

植村:一瞬ね。ちょっと一緒に出た。

成定:いやーめちゃめちゃ緊張した。

植村:そうだね、真生也はしょっちゅう緊張してるから(笑)。選手権の時もやばかったっしょ。あんま伝わんないけどね。でもね、一緒にスタメンの時とかは若干ルーティンみたいなのはあって試合前にやってるんだけど、高校時代からやってる。それは最近一緒に出る前もやってるよね。

成定:こないだの日体大戦の時とかにやったね、ちょっと忘れちゃってたけど(笑)。

植村:忘れてたよね(笑)。

ーそのルーティンっていうのは何なのか教えていただけますか?

成定:円陣終わって、みんなでハイタッチしたりする時に、植村とはやらないで最後に残しておいて、最後2人でやるっていう。(実演)

一同:うわー、いい!!

成定:みんなとは同じハイタッチだけど、俺らは別のをやるっていう。

一同:いい関係ですね。

ー真生也くんは高校からと洋斗くんとの付き合いが長いと思いますが、洋斗くんの内定が決まったと知った時はどんな心境でしたか?

成定:いやもうめちゃめちゃ嬉しかった。高校時代からプロになりかけてなれなかったのを見てたし、日曜の夜にどんな飲み会があっても、絶対月曜に筋トレ行って。

植村:そういうと俺がめっちゃ飲んでるやつみたいに(笑)。

成定:たまにある学年飲みとかの後でもってこと。

植村:めっちゃ飲んでるやつみたいじゃん(笑)。

成定:そういう、みんなだったら、あー今日はいいやってなるような日でも絶対トレーニングしてたりしたのを見てたからやっぱり嬉しかった。でも部員ブログにも書いた通りめちゃくちゃ身近な人がプロになった分、自分との差というか、それこそ内定が決まったときは自分はBチームにいたし、高校ずっと一緒に出れてたけど、すごい差を感じちゃったのもある。

ー大学に入ってプレー面や人間性で成長したなということはありますか?

植村:俺は高校の時尖ってて、自分勝手にやってたから。高校の時多分守備してなかったし(笑)。

一同 : (笑)

植村:何なら王様みたいにプレーしちゃってたかも、自分はそうは思ってなかったけど(笑)。
早稲田に来てから、1回試合に出られなくなった時期があって、そこで自分の課題に向き合うようになってから、すごい自分のことを考えるようになった。何が足りないのかとか、課題に向き合うようになったから、そこが1番成長したかなって思ってる。

成定:課題って何? 自分の何が課題だと思ってたの??気になる。

植村:試合に出られなくなったときに何か変えようと思って変えたのは、守備をするようになった。意識してから試合に出られるようになった。あとは結果を出すことはずっと意識してる。点を決めなきゃいけないし。そこが1番変わったところかな。


ー真生也くんは何かありますか?

成定:高校の頃は何とかやれていたけど、大学入ってそれこそ強度が変わったし、ポジションとかフォーメーションも変わって、あんまりうまくいかない時期もあった。でもちょっとずつ自分の良さを認めて、意識してプレーしてそれをやり続けたら自然と評価をもらえるようになった。大学サッカーの基準に少しでも近づけたのかなって思います。


ーありがとうございます。先ほどした質問と少しつながっているのですが、ポジションがお2人とも似ている中で、お互い意識していることはありますか?

成定 :剥がすドリブルかな、俺が個で剥がすような選手じゃないから。

植村:俺はね、真生也のプレーは真似できないと思うから。

成定:(嬉しそうに微笑む) 

植村:真似したいとかはないけど、運動量とかはGPSとかに表れててすごいと思うし、高校時代からもそうだけど得点シーンを動画で見ると、なんでそんなところいるのって思うことが多々あってすごいなと思う。

ーお互いリスペクトし合ってる部分があるんですね。

植村:でも一緒に出たいがいちばん強いよ。

ーでは一緒に出る時に意識してることとかはありますか?

成定:植村のアウトサイドを意識してるかな。今ここ切り返すだろうなってところで顔を出す。

ー長い間一緒に活動してきたからこそのプレーですよね。

植村:これをわかるのは真生也ぐらいしかいない(笑)。

ー洋斗くんが副キャプテンというのは真生也くんからしたら意外でしたか?

成定:意外だったね(笑)。

植村:高校も副キャプテンだよ一応。

成定:植村はプレーで示す副キャプテンだね。

ー立候補したわけじゃないんですか?

植村:したわけじゃない。

ー推薦ですか?

植村:そうだね。

ー重圧みたいなものは感じないんですか?

植村:ないっす(笑)。プレッシャーとかあんま感じないから。

ー普段どのような心持ちでプレーされてますか?

植村:ミスしてもいいやって思いながらプレーしてる。それが自分の実力でしょって開きなおってる。自信はあると思う。しっかりと準備して試合に臨んでるから、だめでもまた次できればいいや思ってる。緊張はほぼしたことないね。

ーこの前ジュビロ磐田の試合(ルヴァンカップ 5月24日 vsサガン鳥栖)に初めて出た時は緊張しましたか?

植村:あれも緊張しなかったね(笑)。

一同:すご!(驚きを隠せず)

植村:真生也は緊張するよね(笑)。前回の関東リーグの試合も緊張してたらしいよ(笑)。

成定:トイレ5回ぐらい行った(笑)。

ー洋斗くんは失敗しちゃったなって思って、落ち込んだりした時どう立ち直りますか?

植村:自分はプレーに波がないと思ってて、今まで悪かったなっていう試合があんまりなかったから、、良くなくてもなんか忘れてるわ(笑)。開き直ってる(笑)。

成定:でも植村が「今日良くなかったな」って言ってる時あるよ。

植村:意外と気にしてはいる(笑)。「今日ダメだったわ」みたいに口に出して開き直るタイプ。

ー洋斗くんはピッチの外でもいつも淡々としていて、波がないなって思います。

植村:あんまり目立ちたがり屋じゃないからね。サッカーはメンタルってよく言うけど、メンタルの波ある選手ってその試合によってプレーも変わってくるから。でも真生也も波ないんじゃない??

成定:いや、あるよ。今日ダメだった時どうしようみたいな。 

植村:へー。それこそ右京(4年・平野右京)とか、逆にすごいと思っちゃうもん(笑)。

一同:(笑)

植村:めっちゃ気にするらしいよあいつ。家帰って1人で考えるらしい。考えるからどんどん落ち込むんじゃないかと思うけど(笑)。

◯なぜサッカーを続けているのか?


ーサッカーを続けてこれた、1つのことに一生懸命打ち込んでることの理由ややりがいはなんですか?

植村:間違いなく好きだったからっていうのがあると思う。お兄ちゃんと弟がいて全員サッカーやってるんだけど、お兄ちゃんが1個上で、めっちゃ負けず嫌いだったからお兄ちゃんに負けたくないっていう思いがあって、小さい頃毎日のように公園行って1対1してた。小5くらいから勝てるようになってきたんだけど(笑)。

一同:結構早い(笑)。

植村:それまでずっと勝てなくて、めちゃくちゃ悔しくてお兄ちゃんに勝ってやろうという思いでずっとやってた。そこからはチームに入って周りのやつに負けたくないとか、サッカーが楽しかったから続けてこれたかなっていうふうに思う。
真生也、やめようと思った事あるでしょ?

成定:大学入ったらやめると思ってたよ。

植村:そこなんだ。俺、小さい頃お父さんに怒られまくってて、やめようと何度も思った(笑)。

一同:(笑)

植村:怖くてやってられないよとか思ってた(笑)。

ーそんな中でも続けるという決心が決まった分岐点はなんですか?

植村:なんだろう。でもサッカーしかやることがなかったから、やめようかなと思った時に、その後を考えられなかったから続けてたね。あとだんだんお父さんに認められるようになったのもあるかな。怒られなくなってきた(笑)。

成定:俺もサッカーが好きで楽しいっていうのが最大の原動力かな。小学生とかは闇雲にサッカーをしてた印象しかなかったけど、中学に入って1番意識したのは選手権だったかな。そこが目標にあったし夢の舞台でもあったから、高校に入ってからも原動力になったかなと思う。あと小中とレベルの高くないチームにいたけど、どんなレベル帯でも点を決めれたら嬉しかったし、勝つことは嬉しかったから今もやっぱりゴールしてみんなと喜ぶ瞬間がたまらなく好きだから。その瞬間のためっていうと変だけど、サッカーをやっていてよかったなと思うことがあるから続けられるなと思います。

ー他のスポーツとかってやったことありますか?

植村・成定:水泳かな?

成定:小中はフットサルもやってました!

ーそれが役に立ったりとかしていますか?

成定:フットサルはすごい役に立ったなと思う。あんまりいない選手になれたのかなと。

水泳は本格的にやってたんですか?

植村:水泳はね、やってたよ。1年生から6年生くらいまでやってた。1番上のクラスまでいってやめた、結構泳げるんだよ(笑)。

成定:俺は個人メドレー泳げるようになったくらいでやめた。

植村:1番上のクラスはね、200メートルの試験があったよ。それで最後受かってやめた(笑)。

一同:(笑)

植村:水泳やるとね、真生也を見ちゃうとあれなんだけど(笑)。ガタイよくなるんだよ。

一同:(笑)

植村:おれガタイいいっしょ結構。

一同:(頷き)

植村:水泳やったおかげだねーって言われたんだけど(成定の方を見て)こっち見ちゃうと(笑)。

一同:(笑)

ーサッカーもやりつつ、水泳もやりつつっていう感じなんですね。

植村:そうだね、小学校の時はやってたね。

ーすごいお忙しかったんですね。

植村:でも小学校の時は毎日サッカーの練習があったわけじゃないよね?

成定;平日週2、土日っていう感じだったよね?

植村:今みたいに毎日サッカーっていう感じじゃなかったからやる時間あったよね。

◯ピッチ外での意外な一面とは?!


ー昨年度は寮で同部屋だったとお聞きしたのですが、自分だけが知っている相手の秘密を教えていただきたいです。プライベートな感じで(笑)。

植村:なんかある?(笑)

成定:植村は結構寝落ちしがちです。寝落ちキャラ(笑)。電気つけっぱなしで寝られるタイプ。

植村:そうだね俺どこでも寝られる(笑)。

成定:1回TikTokがずっと流れてて、どんだけこの動画好きなんだろうって思って見たら寝てたっていう(笑)。

植村:YouTubeとかめっちゃ見るね。

ー朝は弱いですか?

植村:いや朝めっちゃ強いよ。

成定:眠りの質がいいんだろうね。

植村:真生也はめっちゃ弱い。真生也の秘密は?

成定:俺部屋汚い。

一同:めっちゃ意外!(笑)

成定:一週間経つと汚くなっちゃう(笑)。植村は綺麗好き。

植村:真生也はやばい(笑)。

成定:服取り出して、そのまま、、、。

植村:綺麗になったと思っても、1週間ぐらい経つと、、あれ?って、、(笑)。


対談中の様子


◯今シーズンへの思い

ー今シーズン始まってみて、個人としてもチームとしてもここまでどのように感じてますか? 

植村:個人は怪我からのスタートだったから、なかなかコンディションが良くならなくて、、。最近戻ってきた感覚はあるけど、もっとできるなと思ってる。
チームもいい方向にはいってると思うけど2連敗してて、自分たちのサッカーがまだ確立できてないから、突き詰めていく必要があると思うし、もっと良くなるなと思ってる。今のままだとリーグ優勝は厳しいから、基準を上げていく必要があると思う。

成定:個人としては最近今シーズン初めて関東リーグに出場できたり、想像してたよりも良い評価をもらえているなと思ってる一方で、自分が出る試合で勝利できてなくて、流れが掴めていない。チームとしてはもっといい方向に持っていきたいと思っています。

ーこれからの関東リーグや、7月7日には早慶戦が控えている中で、アミノバイタルカップ(以下アミノ)も含めて、今後への意気込みを教えてください。

植村:今週の関東の試合(6月18日 vs関東学院大学)を勝つかどうかでアミノ、早慶戦の流れは変わってくると思うから、ここからの試合は1つ1つ大事になってくると思うし、今年のチーム全体の目標として日本一を掲げている中で、アミノで勝たなければ全国大会に出られない。まず今週勝って、流れをつくりたい。早慶戦はやっぱり特別なものだから、まずそこに出場したいし、活躍して勝利して喜び合いたいというのがある。あとは7月7日は去年の俺の内定リリースの日でもあるから、なんかあるんじゃないかなって思ってる(笑)。点決めるかもしれない、珍しく(笑)。

成定:植村も言ったとおり次の関東はめちゃくちゃ大事。その試合がアミノにつながってると思うし、どの試合も落とせない。最近試合に絡むことが多いけど、自分の出場はあんまり気にしない。チームが勝ってくれればいいと思うし、早慶戦はもちろん出たいと言う気持ちが強いけど、絶対に慶應に負けてほしくないという思いの方が強いから。

インタビュー後のツーショット!


今回インタビューしてみて2人の堅い絆を感じましたし、2人が一緒に試合に出ているのを見るのが非常に楽しみになりました!
今シーズンも2人の活躍に乞うご期待です!

次回は桐光学園OBの北村公平(3年・2021年卒)と山市秀翔(2年・2022年卒)による対談です。お楽しみに!

【2人の過去の部員ブログ】

植村洋斗↓

成定真生也↓


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