Voice Sara

感性をストーリーに。

Voice Sara

感性をストーリーに。

最近の記事

再び出会い直す

安藤美冬さんに再びたどり着く。 今日はそこに含まれた偶然のお話です。 少し前に、安藤美冬さんの本を購入していました。 でも実をいうとまだ読んでいなかった。 いわゆる積読状態で、積読の中に2冊、彼女の本が混ざっていました。 安藤美冬さんのことは、以前から知っていて 潜在的にその働き方に憧れていたんだと思う。 YouTubeのGLOBISなどで 彼女が話す動画を見ていたりして、 知っていました。 けれど、それはだいぶ前のことで すっかり忘れていて、 このタイミングで再び出

    • 偶然がもたらすサプライズ

      今日はまた偶然のお話に戻ります。 今、私は福岡の宗像に来ています。 朝一番の飛行機に乗り、成田から福岡へ、 そして宗像大社へ参拝してきました。 宗像大社へは、東郷駅から路線バスで向かいます。 バスへ乗る直前に、小さい男の子を連れた3人家族がいらっしゃって、 あれ?このご家族はもしや・・・? という憶測が脳裏をよぎりました。 でも今は、マスクをしているということもあり、 その場では断定できなかったのですが、 バスが来て、そのご家族の斜め後ろに座り、 見るともなく、その

      • とても澄んだ綺麗なもの

        今日は、天王洲にあるアートスポット、 WHAT CAFE で開催している 『WHAT CAFE × WHYNOT.TOKYO EXHIBITION-ART』へ 行ってきました。 お目当ては、山脇紘資さんの大きな絵です。 インスタで見たときは、 正直、少しこわい印象がありました。 でも。 実際に「本物」を観てみたいと思ったのです。 インスタ映えなど、写真でいくらでも 美しく魅せることができる世の中ですが、 アート作品は、写真だと どうしても薄っぺらいものになってしまいま

        • 祭りについての考察。それは『一体感』ということ

          偶然についてのことを書きたいのだけれど 今日は、なぜか、祭りについて。 この日曜日に、橋本のお祭りへ行ってきた。 といっても、観に行ったのではなく、 動画撮影という?、大役を仰せつかり・・・ 要するにちょっとしたYoutube用の動画に使えるようなものを iPhoneで撮影、というお手軽なものです。 気温37度という灼熱の中、神輿を担ぐ地元の人たち。 子どもから、お年寄りまで、いろんな人たちが みんな法被を着て、参加していました。 エッサ、エッサ、という掛け声で、

        再び出会い直す

          偶然について。たとえばこんなこと

          昨年の秋にこんなことがあった。 たまたま、ある人から、あるアパレルブランドのデザイナーとして、 秋冬コレクションのデザインをしませんか?と声がかかった。 これはもちろん、たまたまの出来事です。 私は自分で立ち上げたアパレルブランドを持っていて、 他社ブランドのデザインなどはやったことがなかった。 私自身は、ファッション業界に詳しいわけでもなく、 ファッション系の学校を出たわけでもない。 けれど、いろんな出来事が重なり、 アパレルで起業する、ということが なぜか自分の

          偶然について。たとえばこんなこと

          偶然について

          ある時、思った。 「偶然って、ないな」と。 それは、 たまたま起こったとか 偶然そうなったとか そういうことが、 実は、たまたまでも、偶然でもなく、 (そういうふうを装って) 必然的に起きたんだな、と確信するようになった。 すべての出来事において。 あるいは、必然的に起こったんだと、 自分が解釈するようになったのかもしれない。 それでも、偶然では片付けられないような出来事が起こり、 その偶然が、次の良き場面へと連れていってくれる。 偶然が導びかれ、 偶然よって次の

          偶然について

          今日から、毎日、書く。

          今日から、毎日、書いていこうと思います。 それは、友人と約束したから。 友人は曲を作ると約束したから。 お互いに約束し合って決めたこと。 書き始める勇気と、書き続ける根気。 私は、そこを乗り越えた先に、何があるかを見てみたいと思ったから。 つい先日、サンマーク出版の編集者である岸田健児さんが、 ブログを書き続けることによって、羞恥心がどこかへ行ってしまった、 というようなことを話されていました。 岸田さんはその講座の中で、それがいちばん言いたいことかもしれない、と。

          今日から、毎日、書く。

          BLUE BRICK LOUNGE

          青いレンガの壁の建物の ヨックモック青山店でランチをしました。 そこで起こったお話です。 💎Today’s voice story💎 ガシャーン!という、かなり大きな、器が割れる音がした。 私はその時、レストランの外のテラス席にいて、 店内を見ると、テラス席に面した店内席で、その事件は起こったようです。(事件というほどではないけれど) その席の近くには、テラスに出るためのガラス扉があり、そこが牛乳のような白い液体でまみれ、女性が頭を抱えていて、店員が女性の頭をタオル

          BLUE BRICK LOUNGE

          夏を映す 青と白 磁器とガラスの二人展

          西荻窪で開催されている 夏を映す 青と白 磁器とガラスの 2人展 の最終日へお伺いしました。 ギャラリー蚕室さんの白い空間に、 さまざまな青と白の、ガラスと磁器の器や花瓶などがありました。 特にガラスは微妙な色合いのブルーが様々に折り重なっていて 美しいハーモニーを奏でていました。 磁器もトルコブルーがすごく涼やかで、見ていてとても気持ちがいい。 ブルーのロングワンピースでお伺いしたので、 オーナーさんからは、 「ブルーのドレスコードでようこそ!」と声をかけていた

          夏を映す 青と白 磁器とガラスの二人展

          青いランニングシューズ

          こないだ久しぶりにマラソンをしました。 以前は神田のランニングスポットまで行き、皇居の周りを走っていましたが、コロナの影響で、そこも一時期休業。 コロナの自粛期間は、家の周辺をランニングコースにして、気が向いた時に、ときどき走っていました。 自粛が開け、世の中が再開してから、ずっと走っていなくて、久しぶりのラン。 まだ梅雨時ですが、曇り空の中、風が気持ちよく吹いていたので、この風の中で走ったら気持ち良さそうだなぁ、と考えて、久しぶりにランニングシューズを履き、スタート!

          青いランニングシューズ

          青い洋服展までの経緯⑧

          夏の暑い真っ盛りの中、こんな時期に展示会をするアパレルプランドもなく、 夏に夏物展示会をするという、アパレル業界から見たら、 わけのわからない展示会だったと思います。 でも。 私はこれがやりたかったんです。 春樹さんがラジオをやるその日に。 春樹さんの小説の世界をちりばめ、青いドレスをたくさん吊るし、 青い花と緑あふれた空間で、「村上ラジオ」を聴く。 何かに突き動かされたように始まり、 準備期間は約2ヶ月という短期間。 予算もなく、経験もなく、アパレルのしきたりも全くわ

          青い洋服展までの経緯⑧

          青い洋服展までの経緯⑦

          さて、場所が決まれば、あとは中身です。 並べる洋服ももちろんですが、内装をどうするか。 そこで、フラワーデザイナーの芹田さんに相談しました。 私はやりたいことがすごく明確で、やりたい世界観があり、 それを企画書に起こし、 彼に見せながら、こういう世界を作りたいんだよね、と説明しました。 白い空間に、青いドレス。 花はデルフィニムと決めていて、 春樹さんの小説には、よく森が出てくるので、 森のイメージも出したい、と。 青い洋服展 〜小確幸の森〜 というタイトルを付けまし

          青い洋服展までの経緯⑦

          青い洋服展までの経緯⑥

          そして、展示会の会場決めもいろいろありました。 素敵な雑貨の某セレクトショップのイベントスペースへ 企画書を出してもお返事はなく、 表参道の交差点にある山陽堂書店に打診したら、 春樹さんご本人の許可がないとダメです、と言われ。 紀伊国屋書店のイベントスペースも見に行きましたが、 窓がなく、閉塞感があったので、私的にやりたい空間と思えず、 他にもいろいろなスペースを見に行きました。 春樹さんの青いワンピースなので、場所は青山周辺と考えていました。 いろいろなスペースを見て

          青い洋服展までの経緯⑥

          青い洋服展までの経緯⑤

          その年の春、春樹さんが(というか新潮社が) 「今年も読者との交流をします。 でも今年は今までとは違った形でやります。」という発表をされました。 春樹さんは数年に一度、特設ウェブサイトを立ち上げて、 メールをお送りすると、春樹さんから直接メールでお返事がもらえる、 という貴重な交流の場がありました。 質問に答えていただいたり、ハンドルネームをつけてもらったり。 私は過去に2度、お返事をいただいたことがあり、 そのうちの1回は、「海辺のカフカ」で、 これも今思うと、本当に意図

          青い洋服展までの経緯⑤

          青い洋服展までの経緯④

          村上春樹さんの小説には、素敵なワンピースの描写がたくさん出てきます。 しかもブルーが多いのです。 『ノルウェイの森』では、 彼女はとてもきちんと化粧をして金のイヤリングをつけ、 深いブルーの素敵なワンピースを着て、上品なかたちの赤いパンプスをはいていた。 僕かがワンピースの色を賞めると、 これはミッドナイト・ブルーっていうのよとハツミさんは教えてくれた。 外に出ると夜の空気はずいぶん冷ややかになっていた。 ハツミさんは淡いグレーのカーディガンを羽織った。 (中略) 僕にもあ

          青い洋服展までの経緯④

          青い洋服展までの経緯③

          サンセットヒーリングのかおりさんに、 村上春樹さんが好きですか?とお聞きしたら、 彼女も大好きだということでした。 二人でひとしきり、村上春樹さんの話題で盛り上がり、 いろいろなお話をしたあとで、ふとかおりさんが、 「VOICEの洋服は、村上春樹さんの小説に出てくる  女性が着ている洋服と雰囲気が重なりますね」と 言ってくれた。 『VOICEの洋服は、村上春樹さんの小説に出てくる洋服の描写と  イメージがすごくかぶる。  春樹さんの女の人の洋服の描写って、すごく気持ちいい

          青い洋服展までの経緯③