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【大河ドラマ・光る君へ】再会したり、お別れしたり。
第18回・岐路。
宣孝が国司のうまみを味わい尽くして都に戻った。
たくさんの土産物を携えて現れる。
唐の酒を飲んだまひろパパは、どうもお口に合わなかった様子。
でもまひろは「変わった味」の酒に興味津々。
宣孝から「まひろも味わってみるか?」と言われて、めちゃくちゃ前のめりな返事を返すのがちょっと意外だった。
私はよろしゅうございます…みたいに遠慮しちゃうタイプかと思ったのに。
意外と積極的
一条天皇の苦しみは(「光る君へ」18回感想文)
古典の中にいる一条天皇は意志が強いとは思えませんでした。
関白を、伊周にするか道長にするか、自分なりに考え、
母と定子と両者に配慮した選択をしたと思います。
実の母と妻を苦しめる選択にならないよう考えたのでしょう。
権力闘争の渦に巻き込まれ、それでも、自分の意志を貫きたかったと思います。
道長がどういう選択をするのかをみていこうと思います。
最後の場面のまひろは、道長に何も声をかけません
人は権力をもつとこうなる(「光る君へ」17回感想)
人は権力をもつと
こうなるということを
「光る君へ」で
思い知らされた。
道隆さんはそんなことないと
信じたかったが、
最後は、自分の子どもへの執着心を
あらわにした。
それをよりにもよって、
道兼さんに頼むとは。
親子や兄弟の確執などを
歴史として学ぶと
なんとなくで終わってしまうが、
こうしてドラマで人間として見せられると、
同じ人間として
現代と重ね合わせて
考えることができる。
権力
偉くなっても変わらずにいて道長(「光る君へ」16回感想)
道隆さんの横暴ぶりが、近頃目に余るようになってきました。
疫病が流行っても対策をせず、己の身だけを心配する道隆。
兼家さんと同じ道を歩むのか、と残念に思いました。
道隆さんのイメージはそんなものじゃなかったのに。
スマートな兄のイメージでした。
道長はすべての権力を掌握したとき、どうなるのでしょう?
同じ道を歩むのか、そうでないのか、根本的に変わらないでいてほしいです。
【大河ドラマ・光る君へ】こぶしを握って姫さまの回復を祈る。
イケメン道兼、登場。
なんか少し、痩せたような気が?
道兼が汚れ仕事を自ら請け負うとは…どういう心境なのか。
「これ以上、私をみじめにさせないでください。ほっといて」
冒頭。
さわさんが爆発した。
まひろにしてみれば、なんのこっちゃ!だが、さわさんは我慢していたものがあふれて出てきてしまったのだ。
道綱のヤツめ。
間違ってしまった以上、覚悟を決めてさわさんの相手をすればよかったのに。
そうす
【漫画】『枕草子』ってどんな話? ー 猫、あてなるもの、香炉峰の雪 ー
清少納言の随筆『枕草子』。「春はあけぼの…」以外にはどんなことが書いてあるのでしょう?
清少納言の『枕草子』は中学・高校の古文の授業で必ず取り上げられる教材です。
「春はあけぼの…」が有名ですが、『枕草子』全体の内容は季節や自然にとどまりません。風物、風習、人物スケッチ、生活風景、宮中の日々、天皇や中宮、殿上人・公卿らとの交流等々、実に多くの人々が登場し様々なことが描かれています。
まだ“随筆
【大河ドラマ・光る君へ】寒い日は手ぬぐいマフラーに限る。
第十五回・おごれる者たち。
さっそく感想いっちゃいます。
*****
主上の歩き方。視線。扇の持ち方冒頭。
いずれを取ってみても、なんだか大人になれていない。
「まだまだ子どもだよね」感がある。
実際、まだ子どもなんだよね。
定子と「偏つぎ」の遊びもしてるし。
しかしその「偏つぎ」で選んだ札は「政」の字をつくりだしている。
将来を暗示しているのかな。
*****
廊下ですれ違う中宮定子
飛躍する前のまひろ(「光る君へ」第15回感想)
まひろさんは、女ゆえの無力さを痛感する回でした。
一方で清少納言の活躍、道綱の母との出会いなど、自分の生きる道のモデルを見ることができた回でもあります。
琵琶を弾きながら
「自分は何も進んでいない」
と言っていたのが印象に残りました。
力を溜めて溜めて、飛躍する前のまひろさんは、苦しんでいました。
愛されぬ人(光る君へ14回感想)
道兼さん、
兼家さんの最後の言葉で、
ねぎらいどころか
ひどい言葉を浴びせられました。
そして、自分の妻からも見放されました。
愛されたいから、
愛されるように行動していたのに、
それは結局
無駄なこと。
汚れ役を一気に引き受けて、
それで自分の役割はおしまい。
そんな悲劇の人。
これから道兼さんはどうなるのでしょうか?
癒やされることはないのでしょうか?
孤独なままの人生を
何か変えて
自分の生きる意味とは(光る君へ第13回感想)
まひろさんは、
自分の思いにふたをして、
自分の生きる道を問い、
見つけたのは、
文字が読めないひとに
文字を教えることでした。
文字を読めないことで、
不利益を被る時代。
その中で、
読めないことへの
プライドを傷つけることなく、
さりげなく教えている姿に
好感を持ちました。
紫式部が今を生きる教師だったら、
きっといい先生になっていただろうと思います。
道長さんも
共通の感覚を持っている