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アール・マルシェ展でアートに触れ、アンカーコーヒ内湾店・喫茶マンボで初夏の気仙沼のグルメを楽しむ休日|散策記

2024年6月9日、アジアカフェ&nihongo cafeが行われた日、気仙沼市の南町紫神社前商店街で、同市内の絵画教室による絵画展が行われていた。


アール・マルシェ展でアートを考える

アール・マルシェ展

油絵と鉛筆画が多数展示されており、圧巻の景色が広がっていた。なお、制作者に配慮し、作品の写真は撮っていない。四角い部屋の壁に風景画や人物画が並べられ、色とりどりの世界が視界いっぱいを埋め尽くすような様子は、日々の生活の中であまり出会う機会のない光景で、新鮮だった。

また、講師を担っている先生より、絵画の歴史や技法が描画にもたらす影響など様々なお話を伺い、一人の人間の人生では決してすべてを身につけることの叶わないアートの奥深さを感じている。絵画の世界は、誰もが知っての通り、何千年の歴史を重ね、想像を絶するほどの努力が積み重ねられて今日に至っている。

そこに明瞭な答えはなく、誰もが自分だけの答えをキャンバスに描き、そうする中で数々の技法が生み出されてきた。つまり技法のすべて歴史を持った産物であり、個人(故人)の遺してきた想いの集積である。それだけのものを、今日を生きる我々が持つ高々100年程度の生涯で身につけるのは難しい。

だからこそ絵画には、簡単に答えを出せる生産活動では得難い達成感、追い求めるに値する価値、人間の持つ可能性の深淵を覗ける希少な体験の数々があるのだろう。そしてそれらは、今なお多くの人々の心を捕らえて放さないのだ。そんな絵画の持つ魅力の一端に触れられた時間であった。

ちなみにアール・マルシェの作品は、秋頃にリアス・アーク美術館で見られる可能性があるとのことである。興味の湧いた方々は、ぜひ立ち寄って、魅力的な絵画達と絵画の持つ多くの可能性に触れて欲しい。

初夏のアンカーコーヒ内湾店と喫茶マンボで気仙沼市のグルメを楽しむ

春が過ぎ、初夏とは思えない暑さに見舞われるこの頃。季節が変わったことで、飲食店のメニューにも変化が見られている。

ポキ丼
レモンスカッシュ

アンカーコーヒ内湾店では、ぶつ切りにされた海産物が彩るポキ丼が提供されている。海産物特有の甘みと野菜の多彩な味に加えてほんのりと感じられる辛みが絶妙なハーモニーを感じさせる素晴らしい丼であった。レモンスカッシュは、ナタデココが入っており、夏らしいスッキリとした味わいと甘味のバランスが良い、魅力的な飲み心地になっている。

辛五目ラーメン

喫茶マンボでは、苺ババロアが去り、辛五目ラーメンが戻って来ていた。食べれば食べるほどに汗が噴き出す強烈な辛さがやみつきになりそうな逸品で、たくさんの具材が入っているため、食べ応えも感じられた。夕食に頂いたが、一杯で十分過ぎるほどの満腹感を得られており、辛い食べ物でお腹を満たしたいときに良い一品だと感じている。


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