1男1女の子供を持つ平凡なサラリーマンと、父で作家の「長谷部さかな」は、不思議なキッカケから毎日メールをやりとりすることに。岡山県の山奥にある見渡す限りの土地や山々はどのように手…
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#長谷部信連
【347日目】:源氏か平氏か
ご隠居からのメール:【源氏か平氏か】
『平家物語』には長谷部信連という人物が登場する。後白河法王代第三皇子の以仁王(もちひとおう)に仕えていた。治承4年(1180年)、以仁王は源頼政と平氏追討の計画を図り、源氏一族に平氏打倒の挙兵・武装蜂起を促した。以仁王も自ら挙兵を試みるが、事前に平氏に発覚してしまう。このときに以仁王を女装させて近江国(滋賀県)の園城寺(三井寺)に逃がしたのが長谷部信連(33
■【より道‐58】歴史が刻まれる辺境の地_伯耆日野に残る跡
安芸国、備中国、伯耆国への1泊2日でルーツを辿る弾丸ツアーは、宮島の「厳島神社」そして、ご隠居の故郷、高瀬の地での墓参りをすることができました。
高瀬の地は、過疎化が進み、長谷部の田畑も草木で荒れ果てていました。少なからずとも、室町時代に京都の東寺へ年貢を納めていた良質の畑は、みるも無残な姿となっています。これは、由々しき問題だなと思いました。
そのように、思えただけでも良かった。
そう思い