🎬心のカルテ 206本目 23.03.20【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#心のカルテ】でした。
Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2017.07.14 Netflix公開　　１０７分

出演 #リリー・コリンズ さん #キアヌ・リーブス さん
#アレックス・シャープ さん #リアナ・リベラト さん 他
監督＆脚本 #マーティ・ノクソン さん

Filmarks (…だけ 0.1刻み) では 23.03.20 時点では 3.5
私的にこれは 3.4 ぐらい。摂食障害の理解が進むと良いです☆
※Yahoo!映画 2.8　映画.com 3.3　WATCHA PEDIA 3.2
（※私的採点1最悪 2つまらん 3普通 4かなり良 5最高☆）

まず、
精神疾患、メンタルイルネス…の映画だと言うことは
把握して鑑賞をしました。


タイトルは、原題が「To the Bone」
骨まで、骨の髄まで、ギリギリまで、
徹底的に、とことん…こんな意味合いですね。

そして邦題「心のカルテ」


内容は『摂食障害』をテーマにした物語です。

拒食症、過食症、
どちらの疾患の役柄も登場しますが、
主演のリリー・コリンズさんの役は「拒食症」です。


リアリティある作品なのでは？と感じましたね。

ただ、私は自分自身もそうですし、友人知人にも、
摂食障害を患ったことの無い人生だったので、
実際のことを知らず…の不見識な感想なので、
"そう感じた、思えた"…というただの印象なのですが。

それと共に、やはり……

（どうして食べられないのだろうか？）
（どうして拒否してしまうのだろうか？）

この意識、感覚、価値観は、
鑑賞しながら頭をよぎってしまう感じ、ありました。


まだ、過食症…の方が、感覚として分かるかなぁ…と、
そんな面もありますね。
（食べたい、食べたい）な感じは、
時にあるし、感じたことのある感情…だったりします。


だからこそ、
この「摂食障害」への偏見…と言うのは、
なかなか消えないものだろうな……と、
個人的に思いますね。
偏見…など無い…と思う、そんな私自身の中に、
こうして "Why??" が浮かぶわけですから。


なので、こういう映画を通してでも、
「本人の意志では、どうしようも無いもの」
…これが、【資格情報】として
しっかりと伝わることは 大切だなぁ…って、
そう感じさせてくれる映画でした。


リリー・コリンズさん自身も、
拒食症を患った経験があるそうで。

この映画で約９kg ほど、
体重を落としての役作りをされて、自分自身も、
劇中で自分の姿を写した写真にリアルに驚いた…と。
また、その過去を知っている彼女の母親も
鑑賞時、泣かれていた…とか。

そんな記事を読みました。


リリー・コリンズさん……は、
「幸せの隠れ場所」「オクジャ」
…これらは私、鑑賞してますね。
また、
ドラマ「エミリー、パリに行く」も
最近では話題ですね☆（未鑑賞ですが）

……と、拝見してきたイメージとしては、
（とても華奢で細身の女優さん）…な印象が
私の中にはあったので、

（あそこから……さらに－９ｋｇ！？！？）って、
役作り…すごく大変な撮影だったのではないかなぁ…と、
想像に難くないですよね。

そのぐらい、彼女自身の経験も踏まえて、
意義ある作品…の意識が高いのではないかと。。。



摂食障害は
非常に危険かつ、もっとも死に近い、
もっとも死亡率が高い精神疾患……である…と。
そういう記事が散見されます。

さまざまな合併症を招き、栄養失調もそうですし、
自殺率も高い。。。


しかし、
理解されにくく、誤解されやすく、偏見が生まれてる。

スポーツでの精神疾患？心理的な疾患で
”イップス” ってありますよね。
女性の方は……あんまり知らないかも？？

あれも……
最初見た時…（！？！？！？！？！？）でしたねぇ……
冗談でやってるのか…と思っても、
初見では仕方ない……ぐらいに、理解が難しい状態。


食事も、運動も、
通常なら何も問題無く出来る…はずが
自分ではどうにもならない状態。。。
誰もが "普通、通常" …を知るがゆえに、
ここへの理解や想像が、なかなか伝わらない…


知識として、広まればいいな……って思いますが、
この映画なども…
こういう内容…を踏まえて、、、
進んで観よう…率は低い気がしますし、
イップス動画…も、きっと面白半分、または
興味本位で観る……ぐらいでしょうから、


この映画とか、
保健体育の時間とかで教育資料として、
積極的に利用されないかなぁ～…なんて
思いました。。。


はい、ちょっと真面目に書いてしまいましたが、
決して絶望的、悲観的な描写ばかりでは無く、
前向きで、変わっていこう、いきたい、……が
伝わる映画です。

ぜひ、御鑑賞ください☆


※「モーズレイ」　…と言うのは、
　精神科における身体疾患の診療ガイドライン…とかで
　モーズレイってあったり、あとイギリス、ロンドン南部に
　モーズレイ病院ってあったり。薬の処方についても…出てきましたね。

※「タンブラー」　SNSの一つです。
　Facebook、インスタ、Twitterとかと同じ感じ。

※「ベビーシャワー」　アメリカ発祥の文化です。
　妊婦さんのために開催するパーティーで、
　一度の出産で２、３回やるのも普通なんだとか。

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では、鑑賞済みの方向けの、、、
ネタバレ含むレビューを、、、
少し、、、
↓

エレン（イーライ）（リリー・コリンズさん）の……

あ、まず、
この……名前、呼び名の…変更の感覚ｗ

これって……
私よく、アジア諸国での
身内内でもフルネーム呼び…の不思議について
書いたりしますけど 笑、

この……英語圏の…
ベンジャミンを　ベン
ジェイムズを　ジミー
あ、マイケル…とかはマイク、マイキー、
あと…ミッキー、ミック…もあるか。

こういう……の、ある程度…型ｗがありますよね。
これ……不思議な感じ、しません？？

で、この…エレン改め ”イーライ”
これは……型も何もない、、、ｗ
しかもこれ………メンズ向け……っぽいなぁ、、、、

あのグループセッションの場…でも、
「エレン」って、前と同じように言った人に、
先生？わざわざ「イーライね。」って言ってましたよね。

呼び方の価値観、、、不思議ですよねぇ。。。

エレン（イーライ）が妹と話す会話で…

あ、ケリー（リアナ・リベラトさん）は、
義理の妹だったのか、、、


エレン（イーライ）
「コントロール出来てる。
　悪いことは起こらない。」

ケリー
『この街に暮らす人の人数は？
　200万とか？
　同じセリフ言いながら　大勢が死んでる』


ちょっと印象に残ったシーンでしたね。
この作品内では……
冒頭は、かなりヤンチャな印象で
エレン（イーライ）は登場しましたが……

意外にも、自分から治そうって感じの……
行動力はある人でしたよね。

でも、、、、
なかなか、自分から進んで、、、、になるまでが、
まず、
すごく大変なこと…じゃないでしょうかねぇ。。。
家族の協力が、何より大事でしょうし。

エレン（イーライ）は、
実母も、義母も、熱心で協力的…だったのが、
印象的でしたね。
両者の間の…は、それはまぁ、、微妙でしたけどｗ

家族セッション？…で、

エレン（イーライ）が、

「ごめんなさい。
　私は人間から　お荷物になったんだね。」

キツイ……皮肉的な。。。
でも、オブラートに包まないやり取り、でしたね。

この後の、妹ケリーの発言とかも。。。


で、
終わってからの…

ケリー
「死んだら、、、、、、殺すから。」

これ、良かったです☆　死んだら…殺すｗ

最後に……。

あの、授乳シーン。
すごく、、、
すごく滑稽ですが………泣きそうになりました。
幼児期の……親子のふれあいの度合いも、
人格形成には大きな影響があったりしますよね。。。


なんなんでしょうねぇ、
ホントに、何が原因、要因、キッカケで……
そうなってしまうんだろうか。。。


はい。
これ１本観ただけで……
知った、理解した、…なんて、とても言えませんが、

それでも、
観て良かったな、って思いました。

皆様は
いかがでしたか～？？？


おしまい☆


………あ、キアヌ・リーブスに……何も触れなかったｗｗ



…あ！あと、、
"イップス" …ってなんぞや？…な方向けに、
すごく分かりやすい…と言うか、
「！？」って動画（２分）、あったので
良かったら観てみてください☆