#介護「親子の良い距離感」
「 もう、よう歩かんわ〜 」
おかんが呟いた。
80代の私のおかんは
なんとか一人暮らしを続けてくれている。
朝晩は私が実家によって、
日中は毎日デイサービスに通ってくれている。
夜間は1人でぐっすり眠ってくれるから、
自宅での生活が成り立っている
ようなものなのだが、
最近おかんは
どんどん認知症が進み、
歩行も難しくなっている。
自宅で転倒することも増えてきた。
家族会議で、
そろそろ施設入所の話が出てきた。
家での生活を支えるサービスを提供する部門の
介護の仕事をしている私にとって、
ずっと避けたいと思ってきた方向の話。
施設入所がダメだという意味ではなく、
出来る限り住み慣れた家で
住まわせてあげたいという、
私の勝手なエゴだ。
そろそろ、
そのエゴとも
決着をつけなければならないと
思いはじめている。
介護を受ける側のご本人の
思いや考えが1番優先されるべきなのだが、
私が思う家族介護に関してのいい距離感は、
親の生活に関してのサポートは、
介護サービスに可能な限り支えてもらい、
家族は「豊かさ」の部分で、
一緒にお喋りしたり、
散歩をしたり、
お出かけしたりして、
楽しく関わる方がいいと思っている。
それが在宅生活を
継続させられる秘訣だと感じている。
もちろん介護の費用がかかるのだが、
可能な限り、
その形が、
親も子も、
お互い笑顔で関わることができる
いい距離感だと思っている。
施設に会いに行って、
会話したり、
外食に連れ出したりすればいいかな〜。
それができる施設を探し始めてみようかな。
私たち親子が
笑顔で継続できる、
次の形を模索している。
〈本日、ライブします🍻〉
本日、
11月9日(土)20時〜22時
『居酒屋うりも』
1人でゆったりと飲んでいます🍻。
よかったらお喋りしませんか?
お待ちしておりますね😊。