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つながり活動〜通いの場作り会議でつながる〜

今日は午前中に、働く会社がある市の地域包括支援センターで、

会議が行われ、私も参加させて頂きました。

昨年から月1回の頻度で進めている、

「 青空将棋の場 」という、

地域に住む高齢者の通いの場作りについての企画の1つで、

将棋が好きな高齢者のために、

月1回、無料で集まる場を提供しようという内容について、

話し合うための会議でした。

企画を進めるメンバーは、

地域包括支援センターの職員、

地域支え合い推進委員(社会福祉協議会)の職員、

民間のケアマネージャーの有志メンバー、

の3つの職種が合同で開催している企画です。


昨年の反省点として、

メンバー全員でなかなか集まる機会が取れないことでの、

「 企画についての共通認識に差が出ていること 」

について、解決するための話し合いが会議内容でした。

本日の会議も、急な予定が入ってしまったりで、

どうしてもメンバー全員で集まることができませんでしたが、

昨年度を振り返りながら、

もう一度、

・企画のコンセプト
・企画の内容
・提供場所の開拓
・参加者集め
・今後の進め方

等を確認し合いました。


今回の会議の参加者は4名でしたが、

ある程度の話し合いが終わった段階で、

私からメンバーの方達に質問をしてみました。

もちろん、どの職種も、

高齢者のための「 地域資源の開発 」は仕事内容の範疇に

入っているのですが、


それぞれ個人として、「 なぜ、高齢者の通いの場を作りたいのか 」

を、今一度、話し合ってみたいとお願いしました。

ちょっとした、「 noteのボクらの時代 」的なネタ振りです。

私のネタ振りに、メンバーも「 あっ、思いを聴いてみたい!!」

と賛同してくれました。

まず、この会話の流れを提案した私から、思いを伝えました。

私は、今回の「将棋」という切り口での、地域における通いの場作りをする

ことに参加させて頂いたのは、私がケアマネージャーとして担当する高齢者

の方が、将棋がお好きで、町内の自治会が主催する将棋クラブにも通って

おられたのですが、コロナ禍で中止になってしまい、出かける機会がなく

なってしまっとことを、なんとかしたくて、コロナ禍でも気軽に通える方法

を考えたいと思い、相談を持ちかけ、参加させてもらいました。

だから、担当する高齢者の方の課題の解決という部分と、

あとは、個人として「 人と人とがつながる場所を作りたい 」、

「その中で目の前の人の役に立てる存在になりたい 」という思いがあり、

参加させてもらうことを希望しました。人と人とがつながり、その中で

色んな刺激を受けて、相手も自分も新たな考えや思いが持てることが、

豊かな人生になる一つの方法なのかなと思っていて、それを少しでも

実現できる場所を作りたいと思っていますと伝えさせて頂きました。

皆さん、笑顔で私の考えや思いを聴いてくださいました。

次は包括支援センターの保健師さん。

保健師として地域の方の健康のために病気を予防していきたいと思って

いて、地域で健康のための運動教室みたいな企画には今まで携わって

きましたが、運動があまり好きではない、興味がない人へアプローチ

する企画はやったこがなく、やったことがないことへの挑戦ができる

と思って参加しました。

また、自宅に引きこもってしまった人にいかに外に出る機会を提供

できるかについて、この企画を通して何か掴めたらいいなと思って

います。あと、地域の企業等とも企画を通してコラボしてみたいな

とも思っています。

続いて、包括支援センターのケアマネージャーさん。

外へ出かけることが習慣付いている方は素晴らしいと思うが、誰とも

接しない形で終わっている人も多いと感じます。出かけるからには、

人と関わりが自然に持てる場所にも出かけてもらいたいという漠然

とした思いはあります。

また、男性の高齢者でとてもイキイキして過ごしておられる方を

あまり見たことがありません(笑)。仕事を引退してからも

イキイキと生きてもらいたい。将棋は男性向けであると感じるので、

男性の高齢者にとって楽しいと感じられる場所を作れたらいいなと

思います。

最後に、包括支援センターの看護師さん。

私は、地域で活躍するケアマネージャーさん達が中心になって、

高齢者にとって必要なものを作っていこうという流れになって

欲しいと思っています。

その大きな流れを作りたいなと思うのと、実現していく過程で、

包括支援センターの職員として、サポートする形で関わって

いけたら嬉しいと思います。

ケアマネージャーさん達が集まる事業所連絡会のようなところで、

「 もっとケアマネージャーが地域資源を作っていきましょう! 」

と投げかけていくこともしていきたいと思っています。


それぞれの思いを聴いて、場が盛り上がってきたところで、

包括支援センター、社会福祉協議会、ケアマネージャー事業所、

みんな地域作りをしなければならないと思っているが、

誰が主導権を持って進めていくのか、互いに様子を伺っている

のではないかという意見が出てきました。

とても大事な話に発展しましたが、時間切れになり、

それはまた今度話そうということになりました。


それぞれの考えや思いを聴くことで、チームとしての結束が

生まれていくように感じましたし、話し合うことで刺激を受け、

新たな課題や発想が見つかることも実感しました。


コロナ禍であること、それぞれの仕事の忙しさ等、

なかなか対話する時間を取るのは難しい場合が多いですが、

その中でも、対話できる方法をもっと意識して見つけていか

なければいけないなと強く思った会議でした。


「 通いの場作り会議でつながる 」。

対話は、あらゆることの質的な変化を生む可能性を秘めている。

こういう場が、もっと当たり前に広がっていけばいいのになと、

ニヤリと笑う、うりもでした。

部屋の温度が3℃くらい上がった気がしました(笑)。





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