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「あっ、すいません、少々お待ちくだいっ」。

娘が微熱で、

食欲がないと言っていたので、

娘が好きなサーティーワンのアイスを

買って帰ることにした。

近所にあるサーティーワンに立ち寄った。

そこには初めて見かける、

若い男性のアルバイトの店員さんがいた。

おそらく高校生か、大学1回生くらいの男の子。

初々しい感じで、

慣れない接客をこなしている。

その男の子が注文を聞いてくれた。

注文すると、

貼ってあるアイスの名前やメモを見ながら、

途中でジッと止まったり、

考え込んだりして、

なんとか持ち帰り用のアイスを、

一生懸命に用意してくれた。

なんとかレジまで辿り着いた感じ。

すると、

「あっ、すいません」

と、持ち帰り用のドライアイスを、

どうやら入れ忘れたことに自分で気づいた。

もう一度、袋を開けようとするが、

閉じたテープがうまく剥がれず、

静かに奮闘している。

ペアの女性の店員さんが、

思わず声をかけた。

他のお客さんもいたので、

少しバタバタした雰囲気になった。

私は、

「家が近くなんで、

 そのままでもいいですよ〜」

と、声をかけようと思ったが、

その男の子が、

バタバタした雰囲気を感じながら、

落ち着いて作業ができるようになる、

いい経験だと思い、

敢えて声をかけるのをやめた。

そして、

私の持ち帰り用のアイスの準備が完了し、

男の子が、

レジ前で待つ私の元へ駆け寄ってきた。

「す、すいません、お待たせしましたっ」

なんて可愛らしい。

その一生懸命さが胸を打つ。

「いえいえ、一生懸命準備してくれて、

 ありがとう」

と、私は思わず伝えてしまった。

男の子の店員さんは、

「あっ、ありがとうございます」

と、

照れくさそうに返事をしてくれた。


不器用でも、

失敗しても、

その一生懸命さがあれば、

必ず応援してくれる人はいる。

なんだか、

昔の自分を、

重ねて見ているような気がした。


そんな一生懸命な店員さんが用意してくれた、

美味しいアイスを食べて、

微熱がありながらも、

テスト勉強を頑張る我が娘は、

きっと、

元気になることだろう。


そして私も、

おじさんながら、

明日も出来ることをしようと思ったのだ。



<スタエフライブの告知です>


11月24日(金)21時〜

さぼてん主婦さん
アークン
うりも

の3人で『ふきだすかもライブ』をします🎙️。

今回はフリートーク風に、

「好き」について、

楽しくお喋りしたいと思います✨。

是非、遊びに来てください😊。


<もう一つのスタエフライブ>

「笑っていい解」。

お悩み解決スタエフ。

11月27日(月)22:15〜。

今回のお悩みは、

「夫がなかなかお風呂に入りません。

 どうしたらさっと入ってもらえる

 でしょうか?」という、

うりちゃんネーム:石原さぼみさん

からのお悩みです。

このお悩みに対する解決策を募集します。

スタエフ

《うりもの笑ってチャンネル》
《彩夏のたわごと》

どちらかにレター頂けると嬉しいです。

よろしくお願いします💌✨。


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