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自分と違う意見との付き合い方と人の育て方

自分とは違う意見があった時、
人はだいたい3パターンの反応が
あると思います。

①その意見を冷静に聞いて、自分の考えと照らし合わせて
相違点を炙り出し考えをアップデートしていき、
相手にも自分の考えを話してお互いに考え方をアップデートする。

②その意見を聞いて、自分の意見を心の中で正当化して
反論しても何も生まないと思い、表面上理解したことにしてしまう。

③その意見を聞くが、自分の意見の正当性を主張する。

こうやって並べた時に、①が一番望ましいことはわかると思います。
親友のきっくんと話をする時に自然とこのようになります。

では、なぜ上司や部下には①の反応をするのが難しいのか。

それは、無意識に縦の関係性を作ってしまっているからです。

①の発動条件を考えてみた時に
対等の関係もしくは、横の関係で一つの物事を
同じような立ち位置で眺めているような関係だからこそ
発動することがわかりました。

故に縦の関係の場合どうしても②か③の反応が出てしまうのです。

もちろん関係性もあると思いますが
同じ事象を同じ位置から見る努力はしているかと言う話しです。

例えば、何か一つその部下に足りないものがあったとします。
それに対して、縦の関係性を振りかざして
「まだ〇〇が足りないから頑張れよ」って言う。


一方あなたが横の関係まで降りてきて、
「君を見ていて〇〇が足りないと思うのだが、どう思うだろうか。」
と問いかけて、彼の意見を聞いた上で、
「それじゃあこの目的を達成するためには〇〇が必要になると思うから
一緒に頑張ろうか。」
と言われたほうがいいのか。

判断は読んでいるあなたに任せます。
そりゃあ、後者のほうがやることが多くなるので負荷はかかります。

しかし、行動変容の時間などを考えると
圧倒的に後者のやり方の方がコスパがいいです。

確かに例外で前者のような育て方でできることはできます。
しかし、それは圧倒的な実力差があり、上司として尊敬されている
必要があります。

そして、前者の育て方の一番の弊害が
この人に依存してしまうと言うことです。

この人に褒められるためにやるというモチベーションは
悪くはないと思います。しかし、自分で工夫する力などは
前者と後者を比べた時に後者の方が高くなり自立した人を育成することが
できます。

ここまで書いておいてなんですが今考え直すと
圧倒的な実力と尊敬を集めている上司ほど前者のやり方で育成しています。

誰とでも「その意見を冷静に聞いて、自分の考えと照らし合わせて
相違点を炙り出し考えをアップデートしていき、
相手にも自分の考えを話してお互いに考え方をアップデートする。」
ために関係性の位置を意識してやっていきましょう!

_____________________________________________✍︎

今日は、「あなたのアドバイス・指摘は、どの位置から行っていますか。」を書かせて頂きました!

僕もこの機会に自分のヒアリングを
見直していこうと思います!

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ほんじゃあまた明日お会いしましょう!!


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