銀行の役割って何?
室伏謙一先生による銀行が覇権を握ることによる危うさを物語る回。
株主資本主義は現在でこそメジャーであるが、それがゆえに短期的な成果を求められ、それがもてはやされた結果、日本の技術開発は衰退し、若者は成果主義の名のもとに搾取され、ロスジェネは出世の機会さえ失われた。
行き過ぎた縦割り排除は「マトリクス組織」なるカオスな組織を生み、結果として日本企業の衰退を招いた。もちろん、縦割りを賛美するつもりはないが、マトリクス組織にしてしまうことで、いくつもの業務重複が生じて却って工数が増えてしまい、人件費のムダが生じてしまった結果、給料を上げないで生産性を向上せよ、という誤った常識が定着し、結果として我々の賃金は上がらず、一部の意識高い系だけが儲かり、日本は格差社会になった。
そんな状態で自己責任論を振りまくバカどもをマスゴミは持て囃すもんだから若者はどんどん上の世代のいうことや政府のいうことを聞かない。
そこに、外資系銀行が参入することは、表面上は規制緩和していいじゃないか、というが、実質は日本の企業を潰しに来ているという事実を忘れてはいけない。
しかし霞が関も、国会も、それに気づかず最も外資系銀行を恐れているのは今目の前で企業を経営している社長さんたちだったりする。
そのことを全く無視しておきながら中小企業振興を図ろうとする菅政権、竹中平蔵、中小企業の社長の顔をした悪魔デービットアトキンソンは退場しなければならない。
我々はこの改悪された法律を元に戻し、自民党議員を更生させるためにも選挙に行こうではないか!
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