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音声配信をプラスして、女性の目線で「働き方を生き方」を考える

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企画を立ち上げました。 世の中に必要とされない情報は外の世界へはでてこない。それが競争社会の厳しい現実です。 だから、いつかあなたが「ああ知っていたら」「…私のせいじゃなかっ…
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2022年12月の記事一覧

忙しさとエネルギーの消耗はイコールではない

忙しさとエネルギーの消耗はイコールではない

よく耳にすることがある。忙しすぎるとエネルギーが枯渇してしまうと。

確かにわたしも家族が忙しすぎる時には気を配る。何かわたしにできることはないかと思ったりする。

けれどそれってどうだろう?

人の体や心は本当にそれほど単純なのだろうか?

今年も残すところわずかとなり身の周りの整理をした。今年の1月から使いはじめた5年手帳を久しぶりに手に取ると、わずか11ヵ月前のことだというのに驚くほど忘れて

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家族を創るとなにかが動き出す

家族を創るとなにかが動き出す

家族は一緒に暮らすだけで家族になる?

わたしはそうは思わない。

少なくとも我が家は長い年月を経て今の形へと変化し、落ち着いていった。

我が家の特徴はよく話すこと。

食事中やくつろいでいる時、旅先で色々な話をする。わたしたち夫婦の話す言葉を幾つも知らなかった子どもが、近頃ではわたしたちの知らない新しい単語を多用するようにもなった。

けれど最初は会話の少ない家族だった。

まず自分が変わるこ

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「人的資本を開示せよ」でみえる女性の状況 #男女間賃金格差 #有価証券報告書 

「人的資本を開示せよ」でみえる女性の状況 #男女間賃金格差 #有価証券報告書 

先のnoteに、日本女性も一度会社を辞めて主婦になっても、また一労働者として復帰できるようになるといいな、と書いた。

そうしたら3人の娘さんをもつごきげんママさんが、

とコメントをくださった。

出産がペナルティになる国日本では正社員として働いていても女性の多くが出産で会社を去る。

2010~2014年の「出生動向基本調査」では半数以上の女性が妊娠や出産で退職している。

そして2021年の

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【介護】耳をもっと自由に ウェアラブルスピーカー

【介護】耳をもっと自由に ウェアラブルスピーカー

クリスマスイブの昨日、母へのプレゼント↓を購入した。

補聴器紛失?12月に入り母に思わぬ症状がでて通院が続いた。

そして先週、片側の補聴器をつけていない母に気づいた。

病院で落としたのだろうと慌てた。こんな小さな機器だというのに中古車なみび高額商品。耳に掛けるタイプのおしゃれな補聴器だけれど、軽いので落としても音もしない。要注意商品なのだ。実際マスクの着脱で何度となく知らぬ間に落としてしまっ

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ご縁とは不思議なもの。SNSでお会いしたお二人。

ご縁とは不思議なもの。SNSでお会いしたお二人。

夕方、山手線でスマホを手にするとメッセージが届いていた。noteのお知り合いの方だった。

開いてみて驚いた。これは吉兆だと確信した。

noteでの出会いメッセージを下さったのはずうっとさん。

いつの記事だったかは忘れたけれど、わたしはここで初めてタイル絵を描く人に出会った。その色使いと動き出しそうなワンちゃんの表情に一目ぼれした。モデルは愛犬のちょこまるさん。そのちょこまるさんを失いぽっかり

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【介護】SNSで出会った予防医学。ネットの繋がりに感謝。そして祝「noteグロース市場上場!」

【介護】SNSで出会った予防医学。ネットの繋がりに感謝。そして祝「noteグロース市場上場!」

SNSでは思わぬ出会いが日々起こる。ここnoteではそんな出会いがよくある。

それは音声配信アプリStand.fm(以降スタエフ)でも同じだ。

実は悩み多き介護の日々に予防医学のご専門家さんたちと出会うことができた。

ネットで偶然知り合った専門家たち食育療養士

最初に出会ったのは食事療法士さん。その方は長年ケアマネージャーとして、また認知症ケア専門士として相談業務にたずさわり、退職後のいま

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【介護と仕事】それでも母と暮らす今の幸せ

【介護と仕事】それでも母と暮らす今の幸せ

大きな買い物袋を手に玄関を開け、たたきに目を落とすとまだ誰の靴もない。

少し遅くなった。

リビングのドアの隙間から明かりが漏れている。

母を呼ぶ。

返事がない。

台所にも風呂場にもリビングにも母の姿はない。コートを脱ぎながら階段を上り母の部屋を覗いてみると、母が寝ている布団の丸みが目に入りほっとする。

寒かったのかしらと母の傍へ行くと、母がゆっくりと目を開けてわたしを見る。いつものよう

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【返信】働き続ける・専業主婦、どちらも窮屈。だから出入り自由がいい。

【返信】働き続ける・専業主婦、どちらも窮屈。だから出入り自由がいい。

昨日かおるこさんから、もしも結婚する以前にもどれたならあなたはどんなふうに生きますか?という質問を頂いた。彼女はnoteとスタエフ友であり、アラサーで働く女性。

タイトルを見て驚いた。タイトルは「umiさんへ もし違う生き方をしている自分になったら…」だった。なんと。これがSNSの面白さだ。

それならばお応えしなければと思った。

主婦のリアルは辛い仕事が辛いから主婦になりたいという若い女性が

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娘には苦労させたくないと思う親を持つ女の子は運が悪い

娘には苦労させたくないと思う親を持つ女の子は運が悪い

30代は苦しかった。自分の心にひたすら向き合い続けた。それがわたしの30代。

40代から考えはじめた。何かにぶつかるたび立ち止まりその理由を考え続けた。そんな風にしか生きられなかった。

心理学その30代、自分の中の闇から抜け出すために手を貸してくれたのが心理学だった。心理学はわたしの手を取り、夫とわたしの周りを歩き、大人のわたしをみせてくれ、それから幼ない日のわたしのいる風景へとわたしを連れて

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【読書感想】自分らしく生きるとは。働く女性のライフコースで思うこと。

【読書感想】自分らしく生きるとは。働く女性のライフコースで思うこと。

働く女性のライフコースで大切なものって何だろう。結婚するなら勿論夫選びは大切だ。そして子供がうまれたら…。

今日は、働く女性を支える親御さんが書かれた一冊の本について、印象に残ったことをお話ししたい。

新世代の祖母たち『子や孫にしばられない生き方』という本を読んだ。そこには娘さんの双子の出産を機に、同居生活をはじめられた自立する大人の女性の言葉が並んでいた。

そこから筆者を表す言葉を探すなら

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言葉に縛られないで! 専業主婦とかパラサイトとか。

言葉に縛られないで! 専業主婦とかパラサイトとか。

子どもの数が増えないなんていわれるけれど、それよりまずは若い人たちに生きることの楽しさを知って欲しい。

だから心を縛るものから自由になって欲しい。

専業主婦の母が理想今も専業主婦に憧れる女性が多い。

けれど、そこは実に不安定な場だと若い女性たちに伝えたくて「専業主婦になりたいあなたへ」という記事をかいた。

すると、その記事に対して若い女性が、

とコメントを下さった。

その方も、お友達も

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ジョブ型と日本の履歴書 #雇用差別禁止法のない国

ジョブ型と日本の履歴書 #雇用差別禁止法のない国

これから日本はジョブ型になるといわれ、既に大手企業がジョブ型の・よ・う・な働き方を取り入れはじめている。

そんな変化が気になる。

日本の履歴書日本のジョブ型ブームに潜む不気味さが気になっていると、yahoiさんが素敵な記事を書いて下さった。その記事で、わたしの不安が言葉にできそうな気がしてきた。

米国で育ったyahoiさんのお嬢さんにとって日本の履歴書は特別だったという。

これだ!と思った

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なぜ「意識」は変わらないのか。#専業主婦になりたい

なぜ「意識」は変わらないのか。#専業主婦になりたい

またそんな話し?と思われる方が多いはず。

こんな時代に専業主婦になりたい人がいるだなんて、本当だろうかと。

女性の意識けれど今でも女子大生や働く女性たちの多くが、結婚して専業主婦なりたいという。

専業主婦という生き方は理想の生き方とは程遠いというのに。

それがどれほど不安定な暮らしであるか、その理由を下の記事で述べた。

すると、先月書いたその記事に、昨日コメントを下さった方がいた。きっと

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【介護】母との暮らしにもだいぶ慣れて

【介護】母との暮らしにもだいぶ慣れて

子育てもそうだけれど、介護も最初は戸惑うことばかりだった。

心身ともに弱っていた母と暮らしはじめた数年前、母は2か月ほどほんとうに寝てばかりいた。

あの頃、母の傍へ行っては、幼い娘が熱をだした時のように、鼻の近くに手をかざし息をしているか何度も確かめた。そんなわたしの気配に母が飛び起きることもよくあった。

今では母の居る暮らしに随分慣れたと思う。

母の食事のほどよい量や、低気圧や台風で足が

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