鶏卵価格の大高騰-植物性たまごの会社が思うこと-

こんにちは。UMAMI UNITED中の人です。
今日は昨今のたまごを巡る時勢やプラントベース食についてお話しします。

---

ある日の休日スーパーにて

過日のこと。某スーパーマーケットに買い出しに。仕事柄、価格や成分表示、新商品をウォッチできるスーパー巡りが結構好き。そして勿論、植物性食品もチェックするし一消費者でもあります。そしてふと思った。

スーパーってスーパー楽しいよね！

『あれ、ヴィーガンチーズなんか安くない・・？』

その数日前に、乳製品のチーズ（我が家はゆるベジ・しいていうならゆるゆるフレキシタリアン寄り）も購入しましたがやっぱり安い。その時に買った、よくあるシュレッドタイプの家庭用の乳製品チーズが約400円。植物性シュレッドが同等量で300円弱。
あ、これ、安ければいいっていうお話ではないです。勿論使っている原材料が何か？などさまざまな要因で価格は変わっていくものですが私の中では「プラントベース食とかこの手の食品ってまだまだ生産量も少ないからそりゃ高いよね」っていう思いがありながら日々手に取ってました。

ある日の自宅タコスパーティー。タコスにはチーズでしょ

必要に駆られ始めた社会

ウクライナ侵攻による世界経済打撃は、エネルギー価格の高騰、それによる原料供給不足など様々な余波が。我々の食品だけではなく違う側面でも生活に影響を及ぼしています。

(余談)
某厨房機器関連の問屋さんとのお話。上記の影響で「ニッケル」類の高騰により、普段何気なく使っているし気軽に買える「ザル」や「ボウル」「おたま」なんかが入荷待ちまたは値上がりの嵐だそうです。

そして今の我々にとってもビックトピックスは、価格の優等生　鶏卵の価格爆上がり問題。

卵が異例の値上がり　鳥インフル急拡大が拍車、安定供給のカギは | 毎日新聞

鳥インフルエンザに起因するものですが、それだけではなく上記の飼料費の高騰や人的問題など様々な要因が絡み合っています。
多くの養鶏場の皆様には本当に大変な局面..…
それを仕入れて加工販売する食品メーカーさんも大変。そして一個人の消費者が『本質的な未来の食のあり方』を、我々がアップデートしていくときが来たのではいでしょうか。

巡り合わせがすごい

この鳥インフルから鶏卵高騰の嵐が吹き荒れる中、今週から我々の社内にも多くの風が吹き始めました。『これを機にプラントベースたまごに切り替えたい』というお問合せが急増！

びっくり！

植物性たまごの国内での浸透には、それなりの長期戦略と捉えていましたが、さまざまな企業様からご相談やお声かけをいただく日々が続き、その未来も遠くないのかもしれないというとても多くの手応えを感じています。

お困りのときはお気軽にご相談ください

我々はONE TABLEで未来を創る をミッションに活動しています。食の垣根のない世界、多様性のある世界。そしてその選択が未来を変えていくと信じています。一消費者としての選択だけでなく、食産業全体として垣根のない世界を作り上げていきたいと考えています。
お気軽にお問合せください☺️

Contact — Umami United

今年は国内ももちろんですが海外サービスインに向けた1年でもあります。一緒にONE TABLEで未来を創っていける仲間も大募集中です！