比較は材料集め

「他人と比較しないこと」

今では誰もが一度は聞いたことのある
フレーズなのではないでしょうか？

嫌われる勇気でお馴染みの
言葉でもあります。

今日はその他人との比較について
お話していこうかと思います。

僕の結論から言ってしまうと
「他人との比較は悪いことじゃない」です。

改めて嫌われる勇気では
どんなことを言っているのかというと

すべての悩みは人間関係で
他人と比較するから悩みが生まれる。

お金は他人より持ってるかどうか

仕事も他人よりできるかどうか

恋愛も他人よりモテるかどうか

生き方さえも他人より幸せかどうか

ってな感じで僕たちは他人との比較で
物事の優劣をつけてしまうから

自分の幸せに霧をかけてしまっている。
ざっとですがそんな感じの内容です。

つまり他人と比較しなければ
周りを気にせずに自分の幸せを追求できる。

僕も嫌われる勇気を読んだときに
ほほ～！確かにね！

なんて思った記憶があります。
ですが、なんとなく改めて考えてみました。

じゃあ幸せってなんだろうなと。

幸せの概念って比較の中でしか
生まれないんじゃないのかな？

なんてことを考えました。

例えば僕たち日本人ですが
今コロナでバタバタしているとは言え

世界中ではトップランクで
平和で豊かな国だと思います。

そう。
他国と比較したときに

僕たちはまだマシだと思えるんです。
もっと不幸な国があるから。

何が言いたいのかというと

幸せって不幸との比較がないと
分からないものだと思うんです。

なにかつらいことがあるから
楽しいことや面白いことが分かる。

悲しいことを知ってるから
嬉しいことも分かる。

他人の不幸を知ってるから
自分の幸福が分かる。

って考えることもできるんじゃないかと。

まぁ過去の自分の不幸と
今の自分の幸福の比較ってのも

もちろんできます。

嫌われる勇気では
自分との比較をすれば良い

ってことなんでしょうけど
それはすぐには無理じゃないかなと。

前提として不幸は
他人との比較でしか

生まれないと思うからです。

地球上に自分一人だったら
悩みは存在できないと

嫌われる勇気で書いてありましたが
そうなると幸せの概念もない。

幸せは不幸との比較で
発生するものですから。

つまり幸せを感じるには
どこかのタイミングで

不幸を感じる必要が
あるんじゃないかと。

世界に一人なら悩みは存在しない。
裏を返せば人間社会では

絶対的に悩みは存在する。
とも読み取れるわけです。

そして不幸を感じる要因って
外的なものが多いですよね。

仕事がつまんないとか

友達と喧嘩したとか

親と仲が悪いとか

戦争とか。

う～ん。
なんて言えば良いのか分からないですけど

思考の中で自分の幸せを
追い求めることは多分できます。

言ってしまえば
自分本意になれば良いわけですから。

ですが、幸も不幸も一人では
感じられないと言うのであれば

それは他人との比較でしか
得られないものでもあるんじゃないかと。

ざっくり説明すると
そんな感じです。

まとめると

一人では幸、不幸の概念がない。
↓
多数であれば幸、不幸がある。
つまり比較で発生する。
↓
だから比較しないというのは
無理なんじゃない？

って考えです。

だからといって
他人と比較しろって話ではなくて

嫌われる勇気を批判しようとしたら
何を考えようかって

考えてたら考え付いただけです。
ただの暇潰しですね笑

論が成り立ってるのかは
僕も分かりませんが

名著=正しい
でもないと思うので

対をなす考えを持っておくと
なにかまた広がりがあるんじゃないかと

思った次第でございます。

屁理屈大好きな小学生みたいな
内容ではありましたが

あえて論破してみようと考えると
それはそれで面白いです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

はい。

ってな感じで
僕の結論としては

そもそも幸、不幸って他人との比較で
発生するものだから

最終的に自分の幸せを
つかめれば良いと思いますが

まずは知らないと
それも叶わないよね。

だから他人との比較は
悪いことじゃなくて

比較することで
自分の幸せが見つかるんじゃないかと。

Aさんはお金が幸せであり

Bさんは人間関係で幸せであり

Cさんは仕事が幸せである。

それを踏まえて私は
これが幸せである。

そんなイメージですかね。

他人との比較は
幸せの材料集めってことですね。

あんな幸せもあるんだ
こんな幸せもあるんだ

そうやっていろんな形を知っていって

初めて自分の幸せが形に
なるのではないでしょうか？

二日酔いの昨日
気持ち悪い中

仕事をしながら
考えていたことでした笑

ではでは

今日もよき一日を！！！