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デザイナー前田高志さんから学ぶ、『愛されるセルフブランディング』

みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。


今回は、現在受講中の講座、
宣伝会議さん企画。
コピーライター、アートディレクター養成講座
「アートとコピー」

この第四回講義が6/8に行われました。

ゲスト講師は、
株式会社NASUの代表で、デザイナーの前田高志さん。

以前の記事で前田さんの書籍『勝てるデザイン』を紹介しているので、お時間のある方はこちらも見てもらえると嬉しいです。


そして、前田さんの新刊、
『愛されるデザイン』
2024年 7/18、発売。
Amazonで絶賛予約開始中なので、こちらもぜひ!

そんな前田さんをゲスト講師として迎えた第四回講義、
今回は、
「セルフブランディング」について。
そこからの学びを少しまとめてみたいと思います。



セルフブランディングとは。


ここ数年、セルフブランディングという言葉を聞いたことのない方の方が少ないくらい多くの場面で使われているように思います。

この言葉が身近になったのはSNSが生活の一部になったあたりかと思います。

全ての人が自分というものをインターネット上で表現できるようになったことで「個性」というものに注目が集まるようになり、個性を引き立たせるために「セルフブランディング」という言葉が企業だけのものではなくなったといった感じかと思います。

そこで、前田高志さんから学ぶセルフブランディングの本質とは、

自分の掘り下げ!

ここになるのかと思います。

企業やサービスの場合も同様に「掘り下げ(深掘り)」こそが肝になります。


そもそも、自分自身、その人自身こそ唯一無二。
答えを自分の表面的な部分や、自分ではない外部に求めるのでは本末転倒というわけです。
これは企業や、サービスも同様で、セルフブランディングの答えは自分達の足元にあるということです。


ブランディングとは。


そう考えていけば「ブランディング」に対する考えかたというものも見えてくると思います。

今度は掘り下げの対象が、自分からクライアントなどの第三者になるというだけ。

ブランディングは「差別化」
と、よく言われますが、
そもそもその人自身が唯一無二と認識さえしていれば、
その人の「あり方の顕在化」ができれば、
それは唯一無二であり差別化を考える必要もない、ということです。

その「あり方」こそがブランディングのメインのコンセプトになります。
前田さんの言葉を借りるなら「背骨」になるわけです。

そこを軸にしっかりとおき、そこにビジュアルやキャッチコピーで肉付けをしていく。
だいぶざっくりですが、これがブランディングの重要なポイントになるかと思います。

書籍「勝てるデザイン」にも書かれていますが、とにかくこの「背骨(コンセプト)」こそが最重要であり、ここがしっかりと決まっているから自信を持って遊ぶことができる。
前田さんが生み出す「愛されるデザイン」が生まれる背景には、絶対にブレない「背骨」の存在を忘れてはいけないというわけです。

まとめ


この講座では毎回受講生と二人一組になり課題を制作します。

今回は、「愛されるセルフブランディング」と題して、
結成されたコンビと二人で独立したと過程して広告を制作する、という課題。

広告のビジュアルや、コピーを考えるにしても強い「背骨(コンセプト)」無くして何も成立しない、というわけです。

前田さんがよく言われている
「ならではのデザイン(主語が変わったら成立しないデザイン)」の本質は、
まさに、「背骨の発見・構築力」が全ての基礎になっていると感じました。

言葉で言うのは簡単ですが、これが簡単にできたらプロはいらない!
一朝一夕でできるようになるとは思わないけど、しっかりと意識して今日からの仕事に活かしていきたいと思います。


シュルレアリスムの代表的作家として知られる
サルバドール・ダリも、
「天才になりたかったら、天才のふりをすればいい。」
こう言っています。

なので、ゆっくりでも丁寧にマネをしていきたいと思います!


以上、ウエマツでした〜


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