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わたしのたいせつなぼく
ぼくのなかのかれらはいまどうしてるだろう。
わたしはわたし。
わたしはわたし。
どこまでいってもわたしでしかない。
『耳をかさないで?』
そう言ったけれど、とどいてるだろうか。
〝ぼく″ の、こころにどどいてる?
それでもわたしはここにいよう。
それでも愛そう。
1つの愛に絞れない〝ぼく″ のために。
でも、なんだかちょっと違う気もする。
でもなんだかとってもしんぱいで。
えいえんくんときぼうちゃん7話
だけどふしぎとまっくらさんのことをうらむきもちはなくっていました。
ふたりはおたがいのあえなかったじかんのことをはなしました。
きぼうちゃんがたいへんなとき、
えいえんくんもまたまっくらさんにのみこまれていました。なんどもなんども、何億年のなかでまっくらさんとはであってきたけれど、
今回はてごわかったよーーー
っというえいえんくんは
またあの日のようにてれくさそうにえへへと、わらってみせるの
えいえんくんときぼうちゃん6話
暗闇の中でこえがきこえます。
だれ?
だれなの?
だんだんと近づいてきます。
もうだれもいなくなったそこにはうんめいさんがいました。
さっきのこえはあなたでしたか?
そうだよ。
どうしてこんなところでいるんだい。
はやくきみがいかないとはじまらないじゃないか。
どうして?
わたしはもうだめです、うんめいさん。
なにをよわきになっているんだい?
この世界はいつだってきみからは
えいえんくんときぼうちゃん5話
あたりはもうまっくらでした。
そうです。
まっくらさんが街にやってきてしまったのです。
まっくらさんは、街中のみんなの記憶をうばいます。
まっくらさんは、街中のみんなのあいをみえなくします。
きぼうちゃんはたいへんだとおもいます。
『わたしのせいでまちのみんなにめいわくがかかってまっている!!』
どうしよう。
どうしよう。
そのとき、くらやみのなかにえいえんくんがみえました。
ほっ
えいえんくんときぼうちゃん4話
チク、チク、ちくり。
チクチクチク。
希望ちゃんのこころがだんだんとトゲだらけになってしまいました。
だれに相談してもうまくぬくほうほうがわかりません。
いたくていたくてたまりません。
おいしゃさんも、おてあげです。
とげのせいで、えいえんくんにけがをさせてしまいそうで、きぼうちゃんは会えません。
だいすきなえいえんくんを傷つけるのはいやだからです。
あいたくて、いたくて、かなしく
えいえんくんときぼうちゃん3話
『ごめんね』
『?』
『ほんとうにごめん』
きぼうちゃんはどうしてわるくもないのにえいえんくんがあやまるのかわかりません。
えいえんくんがあやまるたびに、とおくへいってしまいそうで。
きぼうちゃんはいつもいいます。
『だいじょうぶ、だいじょうぶ。』
ごめんのいみも、わからずにだいじょうぶというたびに、こころがチクッとするのをかかんじながら。
えいえんくんときぼうちゃん2話
『ねぇねぇ、おはよう。』
『おはよう』
『ねぇねぇ、まいにち、あなたがいてたのしい。』
1日のはじまりにおはようと最初にえいえんくんにいうのはこれからもわたしだったらいいな、きぼうちゃんはおもいました。
えいえんくんは、まいにちおおいそがし。
おとうとたちのおせわがたいへんです。
えいえんくんには、3人のおとうとと、1人のおねえさんがいました。
おねえさんは、うちゅうちゃんといいます。
えいえんくんときぼうちゃん1話
希望ちゃんは言いました
『初めましてえいえんくん。』
えいえんくんはすこし照れくさそうにいいました
『初めましてきぼうちゃん。』
2人ははじめてあったときからどこか懐かしいきもちになりました。
あれ?どこかで会ったことありましたか?
きぼうちゃんは、えいえんくんといるときの時間が大好きでした。
えいえんくんもきみは暗やみに差し込む光や救いにすこしにていると、いいました。
きぼうちゃんはな