豪雨を受けて

今年は、ここ関東は西日本ではないから、音沙汰無い無事なところではあるが、政府幹部始めとした与党の対応や態勢、報道姿勢などメディア、自治体組織の情報公開共有及び周知、などにおいて不足する点も指摘されている。水害に晒されている中での、賢明と冷静と迅速な判断を出来ていたのか、そういう意識や行動の基準を果たして、どれほどイメージして持てていたのか、そういうことで言えば、一人ひとりが自分自身で守る逃げる方法を吸収して使い物にしていなければ、生死の間にあっという間に追いやられる。だから、事前準備つまり防災を考えなければならない、そのことを生かさなければ、場所を変えて再度悲劇を生み、それをいつまでも繰り返す羽目になる。
居住地のハザードマップも見ておくべしだし、避難場所の確認、非常用備蓄、他には、特に通勤など地元を離れる方々は、通勤路やオフィスなどのハザードマップや危険性をチェックしておくことも重要になるし、自分が足跡をつけるところの災害リスクを想定しておくことは、一に自身を守り、二に振り替え及び代替ルートを計画することに役立つ。来た道行く道と、毎日同じ道程やり方のみを往復するだけでは、いざという時に、心理的にも陸の孤島化で孤立して、中々身動きを取ることも出来ないし、帰宅難民の不安も拭えないだろう。
パニック障害にもなってしまうだろうし、最悪の想定と、やるべきこととすべきでないことのシミュレーションやイメージがあるだけで、目の前の状態は最悪でも、何とか平静を手にして徐々に落ち着くこともできるだろう。最早、誰もが先ずは自分一人を守るそれから死なないということが、最良の被害防止策であるし、誰かを助けるよりも幾分かハードルも低いだろうし、先ずは自分が大丈夫でなければ、誰かに手を差し伸べることも覚束ないことは確かだから、自分の身は自分でという自衛精神とでも言うべき心情を刻み込んで、平成を最後に想定外のリスクへの対応を持つことを、必要としている時代になることを示している。

今般の西日本豪雨/平成30年豪雨では、200人以上の死者及び行方不明者を出してしまった。想定外は容易に起こり得るとは、東日本大震災での津波や原発絡みの一件と並んで、今回のことで思いと意識を新たにさせて頂きました。そして、お悔やみと哀悼の念を表して、悲しみを一にしたいと切に感じております。

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