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【SLAM DUNK Gl】84話「ジャック」

シャーロット・ホーネッツ所属、流川楓凱旋です!」
「シャーロット・ホーネッツオーナーのマイケル・ジョーダンを彷彿させるスーパープレーです!」

木暮と三田は試合の音声に耳を傾けながら立川スーパーアリーナに移動している。

流川の奴、派手にやってるな!」木暮


「三井寿のスリーポイントシュートが決まりました!」
「宮城リョータ、脅威的なスピードです!
「赤木剛憲がダンクでおしこみました!」
「桜木花道、リバウンドを制します!」 


「赤木、三井、

宮城、流川、桜木、、、、頑張れ!!」




「!?  流川さんもそうですが、木暮さん、このルース・オエステというチームとはどのような関係なのですか?」三田

ああ、、試合に出場している5人は全員、私の高校時代のチームメートなんですよ。」木暮

「何と!? 木暮さん あなたも隅に置けない人だ。」三田

「ええ 俺達は強い!!」木暮



試合も終了し予定の放送時間も過ぎようとしていたその時、

「予定していた放送時間ですが、このまま延長して放送します。私自身も予定外の事に困惑しています。今、情報が入ってきました。今夜予定されていたUJB連盟の記者会見ですが、ここ立川スーパーアリーナでこの後、行われるとのことです。」

その時、木暮公延と三田良佑がさっそうと会場に姿を表した。

メガネ君!?」桜木 「木暮!」赤木 「木暮先輩!?」彩子

試合終了の会場の余韻が冷めやらぬ中、再び会場はヒートアップした。そして特設に作られた会見場で木暮が話す。

「本日は予定外でこの場をお借りさせていただき、会見させていたただきありがとうございます。UJBリーグチェアマンの三田良佑から発表があります。」

まず私からですが、国際試合、国際大会の出場禁止のテルノン会長の宣言ですが。本日を持って正式に解除される運びになったことを報告させていただきます。」木暮

https://note.com/tyimage/n/n4bd2547156a6

「理由はシンプルです。ユナイテッド・ジャパン・バスケットリーグを開幕させる準備に目途が立ったということです。詳細は改めて調整させていただきたいと思います。というのも本日、このバスケフェスティバル「デサフィアンテ」の素晴らしい試合、会場、皆様の熱気を目の当たりにしてまだまだいろいろな可能性を模索できると感じたからです。」三田


記者:可能性とは?どのようなことか?


「そうですね。ではこれからその可能性の一つの形として発表があります。UJBリーグ新規参入チームを私、三田良佑がオーナーとなり参入させます。」三田


記者:チェアマン自らオーナーとなり参入させるのですね?


「ええ そして本日、ブラジルの選手も素晴らしいプレーを見せていました。まだまだ日本人にも埋もれた才能がいるかもしれない。選手、経営陣も含めてね。」三田

記者:話せる範囲でチーム詳細を教えて下さい。

「本拠地はここ東京。チームカラーは緑。チーム名

「プレパラシオン東京」です。」三田


記者:選手の構成は?

「その選手についてですが、その発表にためにここ立川スーパーアリーナに飛んできました。」


我々、プレパラシオン東京は、
NBAシャーロット・ホーネッツを契約満了となりました流川楓選手と契約致しましたことを報告させていただきます。」三田

「マジ!!」
「おーーー! 日本でまた流川が見れるのか!!」
「ルカワ! ルカワ! ルカワ!」流川楓親衛隊
「流川が戻ってくるんだ!」彩子

このサプライズ発表に反応した試合メンバー。


「かっかっ(笑)流川 そういうことかよ かっかっ(笑)」清田
「はっはっ(笑) やはり 負けギツネ だったか はっはっ(笑)」桜木
「面白い! 俺も うかうかしてられんな」花形

そして流川は会見場の呼ばれ、取材を受けることとなる。

けっ! つまらない 受け答えだぜ。センスが感じられん。俺が、、、」桜木
「ちょっと! 花ちゃん!?」紡希

桜木花道は特設ステージに向かった。そして予想通り乱入した。


「桜木!? お前って奴は!?」木暮


マイクを取った桜木は、会場に向かって宣言した。


「ルカワはオレが倒す!!」桜木


「あなたは流川選手とチームメート、仲間でしょ?」記者

ああ? 仲間なんかじゃねえ。」桜木

「そうですか! 桜木選手、終盤いいプレーを見せていました。ではあなたも契約を済ませているチームがあるのですね?」記者



ねえよ。文句あるのか? そんなの関係ねえ! もう一度、言う!」桜木


「ルカワはオレが倒す!!」桜木



「いいぞーーー!!」桜木軍団

常識的な模範行動とは言えない桜木花道の行動を見た三田良佑は笑った。


「桜木花道君か、、、おもろいやん。」三田


とにもかくにも、また新たなストーリーへの宣言のように桜木花道の声はこだました。

三田良祐と桜木花道はまさに電波をジャックしたのだった。

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