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「歩く」というのは最高の趣味なのだ♪⑦

インドア派こそ「歩く趣味」が良い

趣味がなければ、とりあえず歩くことを趣味にすればいいと勧めている。

お金はそれほどかからないし、一人で始められる。

高齢になって歩く趣味を始めたからといって、年寄りの冷や水などとからかわれることもない。

歩いていれば趣味も広がるし、それが仮に陶芸とか木工などあまり足を使わない趣味だったとしても、足腰の鍛錬として続けられる。

散歩の途中で陶芸教室を見つけ、今は陶芸と散歩が趣味という人もいる。

インドア(室内)とアウトドアというこの二つの趣味は、お互いを補完し合っているように見える。

同じように、趣味で書道を習っているとか、手づくりのお菓子づくりが趣味という人たちにも、歩く趣味を加えて見たらと勧めてみたい。

何よりも歩く趣味はこうしたインドアの趣味の邪魔にならない。

そればかりでなくインドアの趣味を上達させたり、長く続けたりする基礎づくりに役立つ。

歩けば書道も上達すると考えてもいいのではないだろうか。

歩くことで足腰を鍛えながら心も豊かに育んでいくのだ。

日本には古来「文武両道」という考え方がある。

精神も肉体も同じように鍛えなければならないという思想を表した言い方だ。

心も体もバランスよく育むためにはインドアとアウトドアスポーツをうまく組み合わせた方がいいということになる。

そして、歩くことはそれだけで立派なアウトドアスポーツになる。

テニスやサッカー、野球といったスポーツばかりがアウトドアスポーツではないのだ。

特にインドアの趣味を持っている人は、アウトドアスポーツと聞くとそれだけで敬遠したくなってしまう。

たぶんイメージするスポーツが違うんだと思う。

繰り返しになるが、激しく汗をかいたり、走り回ったり、体をぶつけ合ったりするものばかりがアウトドアスポーツではないのだ。

例えば、のんびりと森の中を歩いて森林浴をするのもアウトドアスポーツと言っていいだろう。

バードウォッチングもアウトドアスポーツである。

町中の散歩だって、ほんの少し早足で30分以上歩き続ければ立派なアウトドアスポーツと言える。

このように、歩くということを中心にアウトドアスポーツを考えれば、まだまだその範囲は広がるはずだ。

そして、これならインドアの趣味を持っている人でも気軽にやってみようという気になるのではないだろうか?

善は急げで、思い立ったらぜひ初めてほしい。

それがインドアの趣味を更に充実させることにつながっていくはずなのだ。

・・つづく・・

次の記事 『歩く趣味で体も脳もバリバリ若返る』

【参考書籍】『歩くとなぜいいか?』(PHP文庫)大島清著

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