青海苔は名バイプレーヤー
【580むすび】小島米店(成増)〇〇〇〇
おむすびを語る上で最も大切な3要素と言えば、米、海苔、塩だろう。
どれが欠けても、おむすびが成り立たない、まさにおむすびを構成する主役たち。
そのひとつ、海苔をみてみると、有明や瀬戸内など国内に有名な産地も多く、一番摘み海苔などプレミアムがついているようなものまである。まさに花形の食材である。
でも、今日注目したいのは、青のり。
えっ、青のり!?と思われた方もいるかもしれない。
焼きそばやお好み焼きのうえに少しかかっていたり、ちくわの磯部揚げの衣に混ざっていたりと、どちらかといえば地味な存在。
青のりがなくてもメニューは成立してしまうかもしれない。でも、ないとなんか物足りない…
そう、青のりが持つ磯の香ばしさが欲しいのだ。
青のりを一振り。それだけで、メニューの持つ美味しさがぐっと膨らんでいく。
まさに、青のりは名脇役なのだ。
だけど・・青のりって前歯やくちびるについたりして、ちょっと恥ずかしいこともあるじゃない。
でも大丈夫。
ほら、今ってマスクをつけることが多いから。
ばれない。ばれない。
ということで、青のりたっぷりのおむすびを見つけたので、リポートしたいと思う。
成増駅の駅前にある小島米店。
お米屋さんがやっている、おむすび屋さん。
細長い店内に沿うように陳列台があり、そこにたくさんのおむすびが並んでいる。
結びたてのおむすびがどんどん並べられる。そこへ次から次へとお客さんがやってきて買っていく、まさに地元に愛された人気店である。
そこで、見つけたのがこのおむすび。
まさか、あの青のりが主役!?
いやいや、青のりは脇役なはず。ということは、この中に主役が隠れているのか・・
ネバ。
ネバ。
まさか・・!
納豆!
そう、このおむすびは、珍しい納豆のおむすびなのだ。
ごはんの中から、主役の納豆たちがあふれてくる。
このネバネバ感たまらない。これは、ごはんと合うよね。
しかも、この青のりの存在が秀逸だ。
納豆の旨みにプラスして、ふんわりと磯の香り。
ありがとう、青のり。
君のおかげで、おむすび道がさらに楽しくなったよ。
主役も脇役もすべてを包み込む、おむすび。
つぎなる、おむすびを求めて。
ご馳走たまでした!
あと20日
ビュー数がどんどん上がっていく、なぜ、納豆おむすびが珍しいのかシリーズもよろしければ。
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