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【御礼&作品紹介】「#このお店が好きなわけ」たくさんのご応募ありがとうございました!

「#このお店が好きなわけ」投稿作品から見えてきた傾向に注目

2023年2月27日〜3月28日、noteさんと一緒に実施させていただいた「#このお店が好きなわけ」。
今回は「お店」をテーマに、皆さんがお店に求めていることや、お店選びで大切にしていること、お店にまつわるエピソードを教えていただきたいと思い、このようなコラボ企画を開催いたしました。

前回の「#買うときのこだわり」でも、たくさんの投稿作品から新しい発見や共感を得ることができましたが、今回も募集期間中に1,100件もの作品が集まり、素敵なストーリーと出会うことができました。

皆さまの作品を拝見し、「お店」をつくる人やそこに集まる人たちがいて、その場所で時間を過ごすことで、それぞれの記憶となる。それが、その人の人生や生活にとって大切な「お店」となっているように感じました。

今後、テーマ別に作品をピックアップしていきたいと思いますが、投稿作品から全体的な傾向や気づきが得られましたので、今回はそちらを紹介したいと思います。

最も多く取り上げられたお店は?

ご応募いただいた作品の中で語られているお店のジャンルを集計し、どんなお店がよく取り上げられているのかを調べてみました。

■投稿が多かったお店のジャンルTOP10

投稿作品の中で飲食店について書かれている作品が多く、投稿数全体の半数以上を占めました。その中でも最も多く取り上げられたのは「カフェ」。チェーン店から個人店まで幅広く存在し、多くの人にとって身近に感じられる場所であり、毎日ルーティンで利用することもできるので、誰しもが1つ2つ、お気に入りのお店をすぐに思い浮かべることができるのではないでしょうか。人それぞれ好きになるポイントやこだわりがあって、思い出に残るエピソードも生まれやすいことから、コーヒーやお茶を飲むだけにとどまらない、とてもバラエティ豊かな作品が集まりました。

飲食店以外では、日常通い続ける(続けていた)生活に身近な店として「パン屋」「洋菓子屋・和菓子屋」「スーパー」などが取り上げられ、建物の造りや品ぞろえ、使用している材料など日々感じるお気に入りポイントを紹介してくれていました。
その他、趣味や世界観を味わう場所として「本屋」や「アパレル」「家具・インテリア・雑貨」。そして、生活にとって欠かせない場所でもあり、コミュニケーションを大切にする場所として「サウナ・銭湯・温泉」や「美容室」でのストーリーが寄せられました。

中には自販機や通販サイト、コインランドリーなどを「好きなお店」として紹介してくれた方もいて、ひと口に「お店」といってもいろいろな切り口や捉え方があり、何に価値を見出すのかは人それぞれなのだということを、改めて認識させられました。


『スターバックス』が好きなわけ

今回最も多かったカフェに関する投稿ですが、振り返ると皆さんから多種多様なお店をご紹介いただく中でも、スターバックスについてのストーリーが多かったように感じました。
居心地の良い空間や雰囲気がお気に入りだったり、店員さんのホスピタリティ精神に感銘を受けたり、お店の取り組みに共感したりと、他のカフェにはない愛着が生まれているようです。中には「全国のコンセプトスタバに行く」という人生の目標を掲げている人や、スターバックスが好きすぎてパートナーとして働いたことがある人もいました。

そこで、スターバックスに関するストーリーを投稿いただいた中からいくつか印象的な文章をご紹介いたします。

■納 翔一郎/Naya Shoichiroさん 「わたしとスターバックス」

私は純粋に"スタバのコーヒーが好き"ということもありますが、それ以上に"居心地の良い空間"で"スタッフのホスピタリティに惹かれている"ということが強いです。
私はスターバックスの飲食を含めた"体験価値"にお金を支払っているという感覚です。


■ちゃそさん 「読んだらコーヒー飲みたくなるよ」

ドリンクの待ち時間を感じさせないように作りながら話をしたり、レジではそのドリンクにあったカスタムやフードをおすすめしたり。ホスピタリティ精神がとても素敵なんです。』


■Toshiさん 「スタバが好きな理由」

基本どの店舗でも変わらない
その空間が好きだから「コーヒーを飲みに行くお店」ではない。空間、雰囲気込みでのスターバックスだから。


■mandarinteaさん 「このお店が好きなわけ」

スタバには、娘と同じ保育園のママが働いており、時々保育園トークを楽しんでいます。
なんだか、常連みたいな、いつもいる人を見るのも楽しい。
この休日の1人時間を過ごせる、スタバが大好きです。


どの店舗に行っても、いつ行っても、常に多くの人で賑わっているスターバックス。その根強い人気の理由に、少し触れることができたかもしれません。


昔からあるお店で育まれていく愛着と、新しいお店との出会いや発見

お店のジャンルだけではわからない傾向として、昔から続いているお店と、新しい業態やコンセプトのお店で、それぞれ語られる「好きな理由」に違いがあるように感じました。

例えば、尾崎周一郎さんは単身赴任時代にたまたま見つけたBarに通ううちにマスターやママと愚痴を言ったり世の中のことを語るようになり、『生きる支え』になるほど大切な店になったと言います。マスターの快気祝いに3人で映画と食事に行ったエピソードも心に残っているようです。

Tsurugiさんの場合、長い間ほぼ毎日通っている近所の銭湯が好きな理由は、『とてつもなく居心地がいい』こと。それは、自分に合ったお湯の温度や混んでいないという点に加え、番台や常連さんたちとの絶妙な距離感がそう感じさせるようです。
さらに『元祖銭湯』と紹介するように、大きな浴槽の背景には富士山らしき絵が描かれているのが一番のお気に入りポイントだと。住みたいくらいと絶賛する銭湯に行ってみたくなります。おしゃれなサウナや銭湯も増える中で、都心にある昔ながらの銭湯も素敵ですね。

このように昔ながらの場所に愛着を感じる作品とたくさん出会うことができました。

一方、新しいお店の場合、例えばU@EC支援歴15年目突入さんは、店舗なし・ECなしでポップアップ販売のみ行っている大福屋さんの“エンタメ性”や“楽しさ”に魅了され、運良く見かけたら必ず買ってしまうのだとか。


デザインスタジオ167さん
は、蕎麦屋とアートギャラリーの異業種コラボのお店を体験し、洗練された空気感の中で五感を研ぎ澄ましながら蕎麦を味わうという、お腹を満たすだけでなく嗜む楽しみを発見したそうです。


また、ユニークなコンセプトのプロジェクト『無職酒場』についてご紹介いただいたのが、美月/みくりん @自然体セッションさん。『無職の人は食べ飲み放題』という『無職酒場』を下北沢で開催した時に運営をお手伝いする中で、助け合うことや分かち合うことの大切さを実感し、キャリアブレイクを肯定的に捉えて関われる存在でありたいと述べています。コンセプトに共感した人たちが集い、そこで温かい交流や有意義な体験が生まれていることが伝わる作品です。
現在は不定期開催のようですが、こういう期間限定のポップアップ店舗のような場が新しいお店のカタチの一つとなるかもしれませんね。

このように、新しいお店やこれまでにない業態のお店との出会いには、エンタメ的な楽しさや発見する喜びなどの感情の動きが、「好きの理由」に紐づいていることが多いと感じました。


「#このお店が好きな理由」をテーマ別にピックアップ!

今回、魅力的な作品をたくさん投稿いただきましたので、ぜひ私たちのnoteでご紹介させていただきたいと思い、テーマごとに数回に分けてピックアップしていきたいと思っております。

■ テーマ(予定)
テーマ1「人生を語る上で外せないお店」
テーマ2「コミュニケーションが心地よいお店」
テーマ3「ここにしかないお店、特別な体験ができるお店」
テーマ4「モチベーションアップ/リフレッシュできるお店

素敵な作品との出会いを、お楽しみいただけると幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。


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