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2021年の阿寒湖キノコベスト4 <キノコとの出会いは奇跡>
今年も阿寒湖のキノコたちを楽しませてもらいました。
秋も深まり、葉が落ちだすとキノコシーズンが終わります。
というわけで、2021年、今年のキノコショットベスト4の発表です!
今年はキノコアンテナが冴えていたせいか、出始めのキノコたちを見つけることができました。
キノコはもともと菌なので、人目に触れる形を成形した時点で大人の階段を登り始めているそうです。(ネイチャーガイドの友人から聞いた話です)
可憐な花なのに荒々しい由来を持つ「キタコブシ」
北海道の動植物には「エゾ」がつくことが多いんですけど、たまに「キタ」がつきます。
キタコブシを見るたびに、エゾとキタの違いはどこにあるのか気になります。キタキツネもそうですよね。
北海道では「マンサク」と呼ぶ地域もあるそうです。
その由来は「(春に)まず咲く」と「満作」からだとか。
キタコブシの花付きが良い年は豊作になると言われ、収穫の目安にしたそうです。
2021.5.10 道の駅丹頂の里
見つけると思わず嬉しくなる「エゾエンゴサク」
エゾエンゴサク青紫に房状に咲く姿がかわいい花です。
高さが15センチ前後と小さいので注意深くみないと見落としてしまいがちです。
群生して咲くことが多いので、最盛期には細かい青紫の絨毯になります。
上記の写真は4月20日にサロマ湖近郊で撮ったものです。
阿寒湖近隣は10日ぐらい遅れて咲き出します。
こちらで咲くものの方が紫が強いような気がします。
上は阿寒湖のボッケ遊歩道で撮ったもの。