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春の訪れを知らせる花「フクジュソウ」

力強く金色に咲く「フクジュソウ」
草花が芽吹き出した頃、一番先に花が開きます。

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阿寒湖の雪溶けは4月に入ってから。
地表が見え始めるとフクジュソウは咲き出すので、比較的暖かい場所を探しに行ったら咲いていました。

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(2021.4.2 森の小道にて)

フクジュソウが咲き始めると幻の川魚「イトウ」が川を登ってくるとされ、漁の準備を始めることからあいぬごでは「チライ・アパッポ(イトウの花)」と呼んだそうです。地方によっては「チライ・ウレプ(イトウの苺)」「チライ・キナ(イトウの草)」とも呼ぶんだとか。

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(2021.4.10 屈斜路湖和琴半島入り口にて)

また、金色に光るその花の黄色に神の光を見たり、また心を見抜く眼差しにたとえ、「フクジュソウのような眼」と言い表したそうです。

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(2021.4.11 ボッケ遊歩道)

フクジュソウは漢名で「福寿草」
年が明けて最初に咲く花なので福を招く花とされてきました。
福寿草という名前には「幸福」と「長寿」の意味が込められているそうです。

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(2021.4.23 ボッケ遊歩道)

旧暦の元旦の頃に咲いていたことから、江戸時代初期から新年を祝う花として、床飾りに用いられてたことから、別名「元日草」とも呼ばれるそうです。

雪溶けの殺風景な景色に色を添えてくれるフクジュソウ。
今年はいろんなスポットで楽しませてもらいました。

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