小さな小さな一輪咲きの「ヒメイチゲ」
フクジュソウから始まり、エゾエンゴサク、ミズバショウの次に花を咲かせるのが「ヒメイチゲ」です。
イチゲで調べてみるといろんな種類があるんですよね。
特に北海道ではエゾイチゲと呼ばれるものもあるそうなんですが、阿寒湖近隣で咲いているのはヒメイチゲでした。
イチゲは「一花」と書き一輪咲きを表すそうです。
ヒメイチゲは漢字では「姫一花」と表されます。
(2021.5.6撮影)
うっかりすると見落とすぐらい小さい花ですが、風にめっぽう強いんですよ。普通なら風に負けて折れたり、しなってしまうところですが、強い風が吹いてもびくともしないんです。風が吹くと小刻みに震えるぐらい。その姿がまた可愛らしいんです。
(2021.5.7撮影)
遊歩道の脇に咲いていることが多く、春先の散策の目を楽しませてくれます。
湖畔沿いよりも森の中で見かけることが多いヒメイチゲ。夢中になって撮っていたら、鹿と目があってちょっとびっくりでした。
這いつくばって撮っていたから、変な動物だと思われたのかもしれませんね(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?