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湿地帯を美しく彩る「ミズバショウ」

ミズバショウは葉が大きく、水辺(湿地帯)に咲くことから「水芭蕉」の名がついています。

春先の咲き始めの頃の姿からはその名の由来は想像しきれないのですが、花が終わり始めると一気に葉が成長します。

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(2021.5.26 弟子屈町 水郷公園)

あまりのデカさにびっくりです!

一ヶ月前はこんなに小さくて可愛かったのに〜(笑)

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(2021.4.23 阿寒湖畔エコミュージアムセンター)

ミズバショウはアイヌ語で「パラキナ(幅の広い草)」と呼ぶそうです。
昔はこの大きい葉で物を包んだそうですよ。

「イソキナ(クマ・草)」とも呼んだそうで、クマが冬眠から目覚めた時に新芽を食べて体毒出しするそうです。

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(2021.5.2 屈斜路湖 和琴半島)

今年はミズバショウが開くのが早いなって思っていたんですけど、結局、寒の戻りが長くて、思っていた以上にその姿を長く楽しむことができました。

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(2021.5.6 阿寒湖畔エコミュージアムセンター)

阿寒湖近郊をはじめ、道東はミズバショウの群生地が至る所にあります。
それらは一斉に開くのではなく、ゆっくりと順番待ちしているみたいに徐々に開いていました。

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(2021.5.7 阿寒湖畔の森)

咲き始めたのを見つけてから一ヶ月以上、いろんなところでその姿を見かけます。
春先の森は殺風景なので、ミズバショウの白を見つけるとつい撮ってしまうんですよね。この白さと緑のコントラストがとてもかっこいいなと思います。

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2021.5.7 阿寒湖畔西側


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2021.5.27 足寄町 錦沼


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2021.6.1 阿寒湖畔 東側

ミズバショウを見つけたからといって、迂闊に近寄らない方がいいですよ。
水芭蕉という名の通り水があるところに生えているので、近寄ろうとするとぬかるみに足を撮られてしまいますし、長靴じゃないと靴が泥だらけになりますから〜。

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