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TSUMUGI編集部メンバー紹介② - KAZU

自己紹介

KAZU 役割:ライター
ライフワーク  読書、写真、カレー、日常の記録
好きな雑誌   Transit、PEN
趣味      海外一人旅、陶器集め、絵画鑑賞
愛読書     Truman Capote 『ティファニーで朝食を』 

 はじめまして、TSUMUGI編集部ライター担当のKAZUと申します。簡単ですが、自己紹介をさせていただきます。

 私はそれなりに田舎と思われる場所で生まれ育ち、これまで伸び伸びと生きてきた人間です。

 学生時代にアジアを放浪し、気がつけばカレーの虜に。並行して、人生の大半を、本を読むことに費やして参りました。言葉を綴ることの面白さに気がつき、文章を書くことを生業なりわいとしたいと思い、今に至ります。写真も、日常的にバシバシ撮っております。

 もともとnoteで別名義にて記事を投稿していましたが、今回ご縁があってTSUMUGIの一担当者として参加させていただくことになりました。どうぞ、よろしくお願いします。

TSUMUGIに対する思い

 参加した経緯いきさつに思いを巡らしたときに、原点に立ち返りたかったという思いがあります。TSUMUGI編集部内でさまざまな議論を重ねた結果、人にフォーカスしようという形になり、初号は湯河原を特集することをみんなで決めました。

 これだけ情報が飛び交う中で、私たちは容易に新しい知識を手に入れることができるようになった一方、生き方そのものをじっくり考える必要になったのが今だと思っています。おまけにコロナ禍の影響で、人とじっくり顔を突き合わせ、その為人ひととなりを理解することも難しい状況となりました。

 そんな時代だからこそ、少しでも自分が知らない人たちの考え方や背景、価値観を知ることができる媒体を提供することで、読んだ人に新しい道筋、ひいては自分自身を知るきっかけになると考えています。

制作の裏側

 私は取材者兼ライターの立場として、今回実際に湯河原にてケーキ屋さんのご主人と喫茶店の女将さんから話を聞く機会をいただくことが叶いました。両名とも確固たる信念を持っており、胸が高揚することを抑えきれないくらい取材は楽しかったです。

 文字を追うことで、自分とは違う人たちのこれまで生きてきた人生をそっとなぞる。取材中、彼らから静謐せいひつですが、密かな情熱の塊を感じ取りました。暗い道の中を、手探りで突き進んでいく。決して、容易ではありません。自分の世界を見つけるために、安寧の地を求めていく。

*

 人と人との関係性は複雑かつ奇々怪々で、時に傷つき、時に言葉で表しようのない幸福感を与えてくれる存在となる。相手のことがわからなくて、歯痒い。思わず、頭を抱える。自分のことを知ることさえもままならないのに、誰かを深く理解することは一筋縄ではありません。とても、とても根気がいる作業。場合によっては、投げ出したくなることもあります。

 だからこそ、人は方位磁石となりうるものを探しているのかもしれません。少なくとも、私はフリーマガジンを制作する中で自分自身が生きる力を与えてもらいました。より良いものを、提供できるよう、日夜絶賛奔走中。

 どうか、皆様私たちのこだわり抜いて制作したフリーマガジンを、温かい気持ちで手にとっていただければ幸いです。

最後に

 この『TSUMUGI』はまだまだ手探りの状態で、今後どれくらい続くのかもわかりません。でも、TSUMUGIというフリーマガジンを通して、誰かの感情を揺さぶり、そして新たな次の原動力にすることができるように、私自身魂を震わせながら文章を綴っていきます。

 未だ見知らぬ人に、何か大切な兆しが突き刺さりますように。これからも一歩ずつ、微力ながら進んでいきたいという決意を抱いて、本記事の末尾とさせていただきます。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!深謝!!次回記事については、カメラマンのばやしくんが執筆予定でございます。引き続き、目を通していただけると嬉しいです。

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