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#私は私のここがすき
わたしは音のおかあさん!
子どもの頃、ピアノを習っていました。
結構熱心に関わっていた時期も長くて、ピアノにまつわる思い出や、音楽から教えてもらったことがたくさんあります。
そういう思い出のなかで、ふと、鮮やかによみがえってきた記憶があります。
ピアノに向かって、ぽろ、ぽろ、ぽろん……と練習曲を弾きながら、
(わたしは音のおかあさん!)
そんなふうに思っていたわたしがいたこと。
わたしは音を生みだしている。
生みだすのだ
やさしい言葉はどこからくるの。
noteでみなさんのご投稿を何氣なく拝見していると、目にしたとたん、涙があふれてしまうようなやさしい言葉に出会うことがあります。
心に届くより先に、体がふるえて涙があふれる、という感じです。
やさしい言葉が届くって、すごいですね。
その瞬間に、「自分の色」が、体の輪郭からほんのりですが別の色に塗りかえられる……そんな氣持ちになります。
そして塗りかえられたあとには、自分をいっそう好きになっている
人が、自分の失敗を反省できるのは、
正しく叱られたときではなくて、
やさしく諭されたときでもなくて、
ただ、笑って許されたとき。
なあんにもなかったみたいに
さらさら笑って、
なあんにもなかったみたいに
ただ許されたとき。
そのとき失敗は、わたしたちの本当のたべものになる。