エントリー料とかお金の話
2025年1月26日(日)開催予定の「第2回荻原明門下生トランペット発表会」。このブログでは、特設ページには書いていないさらに詳細な話や、ここだけの話を少しずつ公開しております。
概要や具体的なことにつきましては特設ページをご覧ください。
さて今回は具体的なお金のお話です。
赤字になっちゃいました
よく音大生はマネジメントについても学ぶべき、話題が上がります。確かに僕が学生の頃の音大は音楽の勉強だけをして、音楽家になることだけが目標、と言わんばかりの環境でした。そんな感じだったので音楽の事以外はまったく学ばず、卒業して初めて確定申告の存在を知ったし、それが何で、どうすれば良いのかまったくわかりませんでした。僕は先輩に教えてもらえたのでとても助かったわけですが、きっと確定申告の存在すら知らないで音大卒業して数年経過している人もいるのではないか、と思うのです。
多分、昔は音楽家は都度どこかに(誰かに)雇われて演奏だけをしてお金をもらう、という構図が一般的だったので、マネジメントを学ぶ必要性があまりないと思われていたのかもしれません。でも今は働き方がかなり変わって、その構図がごく一部のものになってしまったため、学生の段階からマネジメントに関する学びをしておくべきだと思っています。僕も学びたい。
音楽やってる人がお金の話すると、芸術家がお金のことなんて、と誰だか知らない人からつつかれたりする風潮が未だ残ってますが、いやいや、お金は大事でしょう。ただでさえこの業種全然儲からないんだから。
あ、話が逸れた。
そんな感じで経営力が全然ない僕が自主開催のちょっと大きめの企画を練ったらどうなったかと言いますと、見出しの通り赤字になりました。ははっ!
もちろん事前に計算しましたよ。何がどのくらい必要で、それがどのくらいかかるのか。どんぶり勘定ですけどね。
発表会の準備を進めていく中で「あ!これも必要だったか!」とか「想定してたよりもっと数が必要だ!」とか、追加で購入したものが結構ありました。
しかもこれは完全に僕のミスですが、発表会はBASE経由でエントリーしていただくシステムにしていますが、BASEさんて結構良い感じの手数料を持っていってしまうんですよね。その額を想定していなかったことが最も大きいです。また施設に支払う金額が間違っていて、当日に思わぬ出費があったりとバタバタしていました。
別に発表会をやって儲けようとは思っていないのですが(経営者から「だから音楽家は」と言われるやつですね!)、赤字になるのは避けたいです。ということなので前回ご参加いただいた方はお気づきかと思うのですが、エントリー料金とアンサンブル部門Aの練習参加費が少し値上がりしております。
参加人数にもよりますが、多分これで赤字にはならないと思いますし、第3回の発表会を開催するためにも、すいませんがご了承ください。そしてたくさんの方に出演いただけることを願っております。
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。