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【こころのしくみ~「愛」の定義~】

家庭や職場で、
あの人のあの言動が、何~か!
・引っかかる
・モヤモヤする
・イライラする
・カチンときた
そんなことありませんか?

相手が大好きな人である程、
なぜか、愛がもつれて、どんどんこじれてしまう、
そんな経験、ありませんか?

最初は、小さなほつれでも、
ほっておくと、どんどん大きくなって、
もはや万事休す、
なんてことになる前にこれを知っておくと、
最悪の事態を未然に防げます。

そのために知っておくといいこと、
それは、「愛」の定義です。

「愛」について語る人は多くても、
皆さん、こんな「愛」の定義をご存じでしょうか。

「愛とは、(生存)欲求が満たされた喜びの記憶」

「ん?どういうこと!?」
と、頭に「?」が一杯飛び交った方も
多いかもしれませんね。

でも、ピンとこなくても大丈夫です。
ここから、さらに説明していきますので、
どうぞご安心下さい。

*******

【愛の定義】
「愛とは、(生存)欲求が満たされた喜びの記憶」

「生存欲求」は、
人が生きていく上で、
「この欲求が満たされると嬉しいなぁ~」と感じる、
誰にも共通してある基本的欲求のことです。

「生存欲求」の主なものとして、
以下の3つが挙げられます。

・「安全欲求」
・「承認欲求」
・「社会的欲求」

それぞれの欲求が満たされるのは、
それぞれ、こんなときです。

・「安全欲求」が満たされるのは、
例えば、自分が、困っているときに助けてくれた誰かから、
「大丈夫、安心して」
と、‘安心感’をもらったときです。

・「承認欲求」が満たされるのは、
例えば、自分が誰かのためにやったことを、相手から、
「ありがとう。助かったよ。
そんなことができるなんてすごいね」
と、‘褒めてもらった’ときです。

・「社会的欲求」が満たされるのは、
例えば、緊張しながら初・参加した集まりの場で、
誰かが、自分を話の輪に招き入れてくれたとき、
「わぁ、嬉しいな。仲間に入れてもらえて」
と、’つながり感‘を得られたときです。

こうして、
自分の「生存欲求」が満たされたときに
感じた「嬉しい」という気持ちと、
自分の「生存欲求」を満たしてくれた相手が、
自分の記憶の中で結びついて、
その相手を思い出すたびに、
「何かホッとするなぁ~嬉しいなぁ~」と感じて、
「その人が好き」という気持ちになるのだそうです。

これを初めて知ったとき、
「目から鱗!」でした。

人は、とどのつまり、
自分の「生存欲求」を満たしてくれた相手に
「愛」を感じやすい
ということなんですね。

あなたは、
どの「生存欲求」が満たされると嬉しい
と感じますか?

相手の方は、
どの「生存欲求」が満たされると嬉しい
と感じていそうですか?

満たされると嬉しいと感じる
お互いの「生存欲求」のタイプを
予め知っておけば、
相手の言動をお互いにより深く理解することができるので、
仲たがいをすることも、なくなっていきそうですね。

この「愛」の定義を日々活用して、

・行き違うとつらい家族とも、仲良くいられる
・仲たがいできない上司や同僚、部下とも、うまくやっていける
・大好きな人とも、ずっと仲良くいられる

そんなあなたにシフトしていけるといいですね!

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