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私の芸人論

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私が主に好きな芸人について、個人的に主観的につらつらと書き連ねた文章です。 不定期更新で、有料記事もございます。
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記事一覧

芸人と発達障害・その1/憧れるのをやめましょう

芸人と発達障害・その1/憧れるのをやめましょう

初めに突然だが、私は発達障害を抱えている。最初に診断されたのは幼稚園に入る前だったと親に言われたが、中学時代と大学時代にも改めて診断されている。所謂、障害者手帳は所持していないがこのように診断歴があるので私は発達障害者と分類される。ついでに、私は前記事でサラッと恋人がいる事を告白したが、彼も同じような人間である。
そして、毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」であり、日本ではこの日から4月8日まで「

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テレビ番組「つまずく夜は」最終回感想&考察/夜は輪る

テレビ番組「つまずく夜は」最終回感想&考察/夜は輪る

↑この記事は上記のリンクから先に読むのをお勧めします

端書き 終わりが来ると本当に自分の小ささをいつも痛感しています。私の好きな番組「つまづく夜は」がテレビもラジオも先日最終回を無事に迎えました。以前、最終回までの感想を綴りましたが今回はその続きで最終回の感想を書こうと取り掛かる前にnoteで最終回について触れた記事を見て感銘を受けた故に、私は感想のみならず、少し考察についても触れると言った別の

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テレビ番組「つまずく夜は」感想/いつしか夜が明けるまで

テレビ番組「つまずく夜は」感想/いつしか夜が明けるまで

端書き
 もうすぐ、私が楽しみにしている番組が終わります。その番組は「つまずく夜は」、朝日放送テレビで毎週日曜深夜放送ですがTVerなどで配信しているのはありがたいですね。しかし、前述の通りこちらは4月から6月の1クールなので次回6月26日放送回が最終回、6月19日はスポーツ中継で休止故の編成でした。
肝心の番組紹介を忘れていました、ジャンルとしてはバラエティ番組であるもののしっとりしています。司

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「劇場版まーごめドキュメンタリーまーごめ180キロ」感想/言葉に出来ない言葉

「劇場版まーごめドキュメンタリーまーごめ180キロ」感想/言葉に出来ない言葉

 皆さん、年賀状の投稿より時間が空きすぎました。お久しぶりです。
まず、私の推し芸人、真空ジェシカが昨年のM-1で(ゆにばーすと)同率6位になって優勝するのは難しいのと、年明けからバラエティ番組に呼ばれてもなかなか噛み合わない現状に心が砕けていて、約10年前の東京進出したてのジャルジャルに抱いた感情が今再燃しています。天竺鼠も全国的に注目され始めている時はほぼ同一でしたが、ランジャタイには現在全く

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誕生日を迎えて

誕生日を迎えて

 皆さん、こんばんは
本日、私は誕生日を迎えました🎂

 それはさておいて、私の近況報告します。
 まず、行政書士試験は今年も自己採点で不合格見込みでした…。
それ故に来年こそ合格するための意識改革をしています。特に私は「勉強の習慣化」がなっていなかったのでそこから始めています。

 他には、ツチヤタカユキさんの最新作『前夜』を読破しました。本当に読まずにいられない内容でしたから、感想はまたじっ

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好きな物書き芸人

好きな物書き芸人

 今日はオードリー若林さんの誕生日ですね。
あの人は芸人としてだけでなく、作家としても遺憾無く面白い文章を綴っていらっしゃいますよね。
 そこで、今日は以前も一部書きましたが若林さんを含めた私が気に入っている文筆家として好きな芸人を紹介します。尚、ここnoteにアカウントを取得している方々は太字、2021年9月現在書籍を出版している方々には◯を先頭に打ち、芸歴順に敬称略で続けます。

◯板尾創路

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「野田の日記・あとのほう」感想/日記よ、また会う日まで

「野田の日記・あとのほう」感想/日記よ、また会う日まで

 今回は前回の続きですが、ここから読んでも構いません。
また、今回も先に参考文献等を紹介します。

出典
野田クリスタル
「野田の日記・あとのほう」
よしもとブックス

クイック・ジャパンウェブ
「#大宮セブン/大宮よしもと の記事一覧」
https://qjweb.jp/tag/oomiya-seven/
2021年9月15日(水)閲覧

テレビ朝日・アメトーーク
「2017年7月16日(日) 

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「野田の日記・はじめのほう」感想/ある愚直な若手芸人の日記

「野田の日記・はじめのほう」感想/ある愚直な若手芸人の日記

 こんにちは、来月はキングオブコントが放送されますね。どのファイナリストも気になりますが、中でも昨年M-1王者になったばかりのマヂカルラブリーが一際目立っています。
なので、今回はマヂカルラブリーの野田クリスタルさんが書きました「野田の日記」の感想文です。尚、前後編なので感想文も二回に分けて綴る方針です。今回は前半の「野田の日記 2006-2011(はじめのほう)」の感想を書き連ねますが、その前に

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続・ひたすら好きな芸人を紹介と様々な補完

続・ひたすら好きな芸人を紹介と様々な補完

 今回は下記の前回記事にて取り上げたけども、自分から詳しく説明していなかった好きな90年代デビュー芸人と解散済芸人について紹介しよう画作していましたら、いっそ他の世代も以前の記事にて紹介した芸人で仕分けようと閃きました。

 今回も前回同様芸歴順に記載しますが、芸人の名前の下に私が考えたキャッチフレーズを記載します。そして、活動休止中のグループは解散とは解釈していないことをご了承ください。

好き

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ファンという名の共犯者

ファンという名の共犯者

 ※まず、今回の記事を読む前に上記の記事全てを読んでください。尚、下段の記事はこちらの前半部分に当たります。そして、これからこちらを読む際は相当の覚悟を持ち、私はあくまでも傍観者ではなく中立派です。

に対してドロドロとした不快感あるいはキラキラとした期待感がある方は閲覧をお控えください。
そのため、今回は有料記事でかつ今まで1番長い文章です。

特に好きな芸人10組と私 ここでは、前回の記事で述

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彼らに捧げる私なりの思い

彼らに捧げる私なりの思い

私の思い あの感動から一週間、今年のM-1グランプリの王者はマヂカルラブリーと決まって歓喜に包まれるはず、でしたね。歓喜だけではない悪意が彼らを襲い、所謂「漫才論争」に終わりが見えませんね。大御所芸人も反応するところまでに辿り着いてしんどいです。元々、今年の最終決戦は票が割れる事態に起きるまで漫才の在り方について悩まされることになったからでしょう。
私はその事態で一昨年優勝した霜降り明星は大

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私の中にあった呪縛

私の中にあった呪縛

※今回は長文かつかなりデリケートな内容に踏み込んでいます。また、こちらの記事に犯罪を擁護する意図はございません。読む際にはその事を踏まえてください。

 さて、こちらはかつて実在したお笑いコンビの台詞です。引用したのはキングオブコメディのコント「誘拐犯」からで、私は彼らのファンでした。穏やかな感じでもよく見たらブラックだったり毒もあったりする世界観でボケの今野さんの突拍子もないボケを淡々と(時々噛

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ひたすら好きな芸人を紹介

ひたすら好きな芸人を紹介

前書き 私はお笑いが好きだと以前申していましたが、具体的に誰が好きでどんな芸風にハマりやすいのか発言していませんでした。なので、もしかしたら私の知り合いは漠然としてお笑いが好きなのだと偏見を抱いているかもしれません。なので、先日長文投稿中心生活に切り替えて、今後の予定にも書きました今の「好きな芸人」について書きます。尚、私が他に好きなものは後日改めて綴ります。

特に好きな芸人 こちらは2021年

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