2024年 11月12日 火曜日 徒然日記 クレイジージャーニー…危険地帯ジャーナリスト、丸山ゴンザレス…
皆さん、おはようございます。徒然日記のお時間です。今日も丁寧に綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
今日は晴れて暖かくなるみたいですね。11月だというのに異常です…
さて、今日はですね、昨日観た、クレイジージャーニーという番組のスペシャルについて語ろうと思います。
取り上げていたのは、危険地帯ジャーナリスト、丸山ゴンザレス。様々な国の暗部の取材に出かけています。彼曰く、都市が発展すればするほど、暗部も大きくなる、とのことです。好奇心の塊というか、無鉄砲というか…とにかく危険な場所に行くのが好きな人です…
始まりは、ルーマニアのマンホール生活者たち…ルーマニアが観光名所として発展させるために、力を入れた結果、貧富の格差が生まれ、暗部が大きくなったとのことです…何とも皮肉な結果…
マンホールで生活する人たちは、当たり前のように、マンホールに入っていき、その中でシャブをやったり、普通に生活したりしているようでした。
その人たちを仕切っているのが、ブルースリーと呼ばれる人物…いかにもうさん臭い…そのいでたちは鎖を巻き、裸ベストをしているという、とてもいかつい人でした。
取材交渉の結果、俺たちは社会に見捨てられた存在、その事実を日本人にもハッキリと伝えて欲しい、と取材を許可されました。意外にも快く取材を許してくれました。
マンホールの中に入ると、太っちょの丸山ゴンザレスには狭いスペースがあり、なかなか入れませんでした。
中では下水パイプの上で生活をしており、暖かく過ごしていました。
電気も通っており、テレビも見れるという、電気は盗電ですが結構充実していました。
そんなルーマニアのマンホール生活者たちですが、後に訪れたらブルースリーは逮捕されていました。容疑は麻薬の密売などの組織犯罪、マンホールも埋められて美しい景観になっていました。
丸山ゴンザレス曰く、見る立場の違いで、ルーマニアの政府からすると、その美しい景観を守るためであり、マンホール生活者からすると、生きるためには犯罪しか手が無いという主張でした。
でも、勿論そんな話は政府側からすると許されるものではなく、観光に力を入れた政府が、マンホールを埋めたり、ブルースリーを逮捕することで、美しい景観を守る、とのことでした。
因みに取材から10年経った今も、ブルースリーは服役中であり、懲役は20年だそうです。
他にも色んな国を取り上げており、全部は紹介できませんが、基本的に共通している事としては平和の裏に潜む暗部、それは都市が発展すればするほど、深くなるというジレンマ…でも、平和について考えるためには、そこに潜む暗部にも目を向けなければいけない、そんな事を考えさせる、丸山ゴンザレスのクレイジージャーニーはこれからも続く…何てことを思う今日この頃でした。
追伸
今日の一曲…マリリン・マンソン Rock Is Dead