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脳内思考の解像度の違い ストラテラ服用日記312日目

ヘッダーに使ったADHDの脳内を示した図について、色んなコメントを頂いてもう少し考察してみた。

その前に、前提として分かりやすくするためにデフォルメして極端に描いた図であり、本来は脳の特性はグラデーションでありどっちかしかないということは無いのをご理解頂きたい。(文章の最後に概念図載せてます)


さて、本題。

左の図は、キチンと思考が整理されているからシンプルに出来るのであって、他のことを何も考えていないわけではない。

なんとなくでも、どうすれば効率いいのか、優先順位は何なのかを考えて、「今から鍵を取って家を出よう」という思考がクローズアップされて見えてくる、のだと思われる。

多分、「もうすぐ3時だ。」「PC消さなくちゃ」「帰ってきたら明日の準備しよう」ぐらいは思考が浮かんでくると思うが、緊急性や重要度から判断してそれらの思考は一旦脇に置いておけるのだと考える。

つまり、意図的にシンプルに考えることが出来る。
そして、それが"なんとなく"できるところがすごい。

私はそういう勘が鈍いので、いちいち考えないと優先順位がつけられない。
そして、そもそも湧き上がってくる思考はコントロール出来ない。

なので、今やらなくて良いとこをやってしまう。
仕事でもよくある。
仕事は先延ばしとのコンボが発生するからタチが悪い😭

定型発達に聞くと、報連相もいつどのようにやればいいかが何となく分かるらしい。

思考がクリアで報連相が適切に出来たら、かなり仕事のストレスは減ると思われる。

なので、それを聞いたときに、ずるい!と思った。
定型ってそんなに有利なの?とも。

やはり、脳内の思考をどれだけ意識的にやれるのかが鍵になるのではないかと思う。

歩く瞑想やフローヨガなどが有効な気がするのでこれからやってみよう!

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これが定型発達と発達障害のグラデーションの概念図。出典はこちら

ご自身も当事者である本田秀夫先生の本です。発達障害はそれぞれ単独ではなく、色々な特性が混じり合ってできているということを主眼に書かれたはじめての本だと思います。ADHD・ASD・SLDと分けずにそれぞれの特性をしっかり観察して環境を整えることが重要だと書いておられます。興味があればぜひ読んでください。


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