マガジンのカバー画像

スピッツ

88
スピッツの好きな曲について、どれだけ好きなのかを語るだけ
運営しているクリエイター

#意味

スピッツ「ほのほ」 今 君だけのために 赤い火になる 君を暖めたい

スピッツ「ほのほ」 今 君だけのために 赤い火になる 君を暖めたい

曲名は、炎(ほのお)のことだと推察します。
ウィキペディアによると、「ほのお」の旧表記が「ほのほ」とあります。
名曲ぞろいのアルバム「スーベニア」(2005年1月12日リリース)の7曲目。改めて、このアルバムのモンスターぶりに圧倒されてしまいます。

一応、挙げておくと、「春の歌」「ありふれた人生」「優しくなりたいな」「ナンプラー日和」「自転車」「みそか」。これ、とんでもないラインナップですよね。

もっとみる
スピッツ「みなと」 君ともう一度会うためにつくった歌さ

スピッツ「みなと」 君ともう一度会うためにつくった歌さ

アルバム「醒めない」(2016年7月27日リリース)の2曲目。
1曲目の表題曲「醒めない」では、ロックの魅力にずっとハマり続けている自分たちを歌い、その流れでこの2曲目を聴くと・・・。
「みなと」で歌っている「君」はもしかしたら、「スピッツファン」のことではないか!と疑ってみたけど、いくつか矛盾しそうなところがあった。なので、即座に撤回。

大切な「君」と死別した「僕」が、「君」への歌を歌い続けて

もっとみる
スピッツ「8823」 君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ

スピッツ「8823」 君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ

﨑山さんが「タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ」というリズムを刻み始めると、ライブ会場全体が小刻みにジャンプを始める。
そう、これが「8823」の始まりだ。

スピッツのレパートリーの中で、ライブで盛り上がる曲は多々ありますが、「8823」はかなり上位の曲ではないでしょうか。

歌詞の解釈はは、バンドの魅力にハマったスピッツの一人一人の歌なのかな、と思っている。ロックの神様が少年を挑発している?【

もっとみる
スピッツ「歌ウサギ」 どんだけ修正加えてみても美談にはならない

スピッツ「歌ウサギ」 どんだけ修正加えてみても美談にはならない

「先生!、、、好きになってもいいですか?」という広瀬すず主演の映画の主題歌がこの「歌ウサギ」らしい。
全然、知らんかった。
今回、この文章を書くに当たって、調べていたら、すぐに出てきた。

「CYCLE HIT 2006-2017 Spitz complete Single Collection」に入っていた三つの新曲のうちの一つという認識しかなかったなあ。そうか、映画のね。

映画の公式HPには

もっとみる
スピッツ「遙か」 夢から醒めない翼

スピッツ「遙か」 夢から醒めない翼

「ウー ウー ウー ウー ウーウウウウウウ」

ウの数、合ってる?
もうねえ、この前奏での草野さんのハミングだけで、この曲は聴く価値がある。きれいで、美しい。

草野さんの歌詞の解釈は、いつもながらとても難しい。

一部には、この歌が「自殺」を臭わせているという解釈もあるようです。

確かに

「思い出からつぎはぎした悲しいダイアリー カギもかけず 旅立つのは少し怖いけど」

のような表現は、この

もっとみる