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noteで見つけた素敵な展覧会レビュー

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記事一覧

【世界を見渡すバードアイ!】Beautiful Japan 吉田初三郎の世界/ 府中市美術館のコ…

府中市美術館で開催中の吉田初三郎の展覧会へ。 この作家さんは、世田谷美術館で数年にわたり…

薪
1か月前
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大都会を生きたビル、東京建築祭

土曜日、東京建築祭に出かけた。倉方先生の公開建築解説動画を見てから有楽町の街を歩く。国際…

ふくふく
1か月前
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「テルマエ展―お風呂でつながる古代ローマと日本」 in パナソニック汐留美術館

先週、東京・汐留(新橋)のパナソニック汐留美術館で開催中の「テルマエ展―お風呂でつながる…

みだれ髪
1か月前
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美と醜の狂宴「伊藤潤二展 誘惑」

4月27日から世田谷文学館で「伊藤潤二展 誘惑」が始まったので行ってきました。 今回の展示は…

傘籤
2か月前
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【レビュー・批評#7】世界と溶け合う建築 -フランク・ロイド・ライト展について

先日、新橋のパナソニック汐留美術館で開催されている『フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ…

江口寿史展「ノット・コンプリーテッド」

東京都世田谷区にある世田谷文学館にて、江口寿史展「ノット・コンプリーテッド」を見てきまし…

江藤 タマミ
6か月前
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「もうひとつの19世紀 ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」展 in 国立西洋美術館(常設展示室)

昨年、「モネ展」を見に行った時は、早めに出かけたし、1人だったので、もう1つ展覧会によってみることにした。 と言ってあまりお高いものにはいきたくないので、いつもバタバタになってしまう西洋美術館の常設展示に行くことに。 常設展示全体の話はまた機会があれば、ということにして、その中の「版画素描展示室」では、魅力的な企画展が行われているので、そちらを紹介しておこう。 タイトルは、「もうひとつの19世紀 ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」 2月12日(月・祝日)まで。

2023年に行った美術展8選

こんにちは!気ままなアート巡りが趣味のかおりです。 2023年ももうすぐ終わり。 今年プライ…

かおり
6か月前
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「真空のゆらぎ」は、心を落ち着かせてくれるものだった

先日のイブ・サンローラン展に加えて、 もう一つご紹介。 国立新美術館2階では 大巻伸嗣氏の「…

ちびこ
8か月前
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AMBIENT KYOTO 2023(アンビエント・キョウト2023) 【おすすめ展覧会紹介】

訪問した展覧会の中から、オススメしたい展覧会について、見所をコンパクトにご紹介します。今…

ぷらいまり。
8か月前
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やまと絵展感想(東京国立博物館)

展示物の国宝や重要文化財率に関していえば、今年最も凄いものでした。以下に書くことはこのブ…

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アカデミックな絵画と 2023年

国立西洋美術館の常設展の中に、普段は版画や素描を展示している 少し暗い小部屋があります。…

Le yusée
9か月前
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長沢芦雪展感想(中之島美術館)

大阪・中之島美術館で開催中の展覧会で、九州国立博物館にも巡回するものです。大阪では初の回…

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コレクションの意義と公共性——世田谷美術館『土方久功と柚木沙弥郎』レポート

9月9日(土)より11月5日(日)まで、世田谷美術館(東京都世田谷区)で企画展『土方久功と柚木沙弥郎 ――熱き体験と創作の愉しみ』が開催されている。東京美術学校(現・東京藝術大学)の彫刻科を卒業後、ポール・ゴーギャンへの憧憬と考古学、民俗学への強い関心から、1929~42年の13年に亘ってミクロネシアで制作と研究の活動に従事し、帰国後も彼の地をテーマに多くの芸術的、学問的成果を遺した土方と、東京帝国大学(現・東京大学)で美術史を修めて大原美術館に勤務した後、染色家・芹沢銈介と